割り材次第でどんな味にもできる甲類焼酎!
まだ「宝20度」と「イオンPB25度」が残っているのに、バンバン4リットル焼酎を買ってきてしまいます。
いやー、飲んでみたい銘柄が多いんですよ……。今日は、スーパーのPBブランドの焼酎を手にとって、会計に並んでいたのですが、ふと「今、飲みたいもの飲まないと後悔するぞ!」という天啓がひらめきまして、「宝極上25度」を買ってきてしまいました。税抜き2200円という結構なお値段だったのですが、味見してみて納得。まるで芋焼酎のような深みのある味わいでした。
三ツ矢サイダーで割ってみると、このこくのある味わいがさらに引き立ちます。炭酸の一粒一粒にお酒の薄衣をまとっているよう。非常に美味しいです。
芋焼酎のような味なのに、芋焼酎特有のあの匂いがしないというのもポイント高いですね。芋焼酎の匂いがダメという人も多いので。
私は、1年前は芋焼酎を飲んでいました。そして、そこから日本酒・ワイン・チューハイ缶と移り移ってきて、この「アル中の最後の楽園」と称される甲類焼酎にたどり着きました。
一応、毎日晩酌はしていますが、味見以外は昼間からは飲みません。お酒の消費量は、3週間で4リットル1本空ける計算になります。
アル中ではないかもしれませんが、それには極めて近いと自負しています。
でも、たとえアル中になったとしても、お酒そのものを敵視してしまうのは何か間違ってる……と思います。
よく、アルコール依存症の人が、「こんなものを作っている酒蔵が憎い」とか「お酒さえ売っていなければ……」と言っていますが、私はこれらの意見には反対です。というか、甘えてるんじゃないかと実際に思います。
アル症(自分のことはアル中とは言って良いが、アル中と書くと傷つく人がいるらしいので、こう書きます)の人は、他の依存症にもかなり近いと思います。むしろ、他の依存症を合併していたり、アル中を辞めたら他の依存症になる人も多いのではないかと。
そんな中で、「お酒をどこでも売っている今の日本が間違っている」と一席ぶりたいのはわかりますが、それもちょっと違うと思います。
どこでお酒を売ろうが、アル症の人はどんな困難を乗り越えても酒飲みたさに酒を手に入れて、飲んでしまうのがアル症だと思います。それほどの情熱がなければ、アル症ではないかと。
故に、「どこでも手に入るのが悪い」ってわけではありません。全ては自己責任です。お酒を飲めるということは、20歳を超えた成人なのですから、そんなとんがった高校生みたいなことを言うのはやめましょう。見苦しいです。
ちなみに、全ての酒を鑑みて、一番コスパの良い酒は、ホワイトリカーだそうです。梅酒の季節によく売ってるあれですね。今は、一年中売っていることもあるので、コスパだけを考えたらホワイトリカー飲んでるのが良いそうです。あれは、醸造アルコールのみのお酒なので。
そうそう、「大樹氷」という甲類焼酎も買いました。
これは、4リットル税込み1600円くらいですかね。大樹氷も美味しいと前評判であったのですが、これは宝焼酎に味が非常によく似ています。極上まで……とはいきませんが、宝の普通の4リットルペットボトルの味にはそっくりです。
宝20度が、一本1800円くらいですから、大樹氷の1600円は約200円お得ですね。それで、宝20度くらいの味ですから、より安く、宝焼酎の味を再現したい人は良いかもしれません。
「甲類焼酎に味の変化なんてあるのか」って話ですが、はい、あります。
少なくとも、私が飲んだ限りでは、PBの安い酒と、宝極上では全然違うと思います。美味しいお酒を飲みたいのなら、宝極上を買えばよろしいかと。
あと、甲類焼酎は臭みや味が薄いので、割り材としても優秀です。というか、缶チューハイを何本も飲む場合、4リットル焼酎と割り材のジュースや炭酸水を買えば、そっちの方がお得でもありますね。
今の季節では、風邪予防に甲類焼酎に梅干し入れて耐熱容器でお湯割り、というのも温まって良いそうです。これは、ブログの読者さんから教えて頂きました。
あと、ジュース類で割る場合、飲みやすさを考えたら、炭酸入りがはかどります。炭酸の絶妙な刺激が、アルコールのぴりっとした辛みを消してくれます。
飲みやすい反面、ぐいぐいいけちゃうので、飲み過ぎには注意ですけどね……。1週間で4リットル焼酎を空ける人もいるそうなので、そこまですると立派なアル症ですが。
焼酎スレでは、ブドウジュースを割るとあま~いワインになるとも言われています。皆さんが文学作品などで「甘くて美味しそう」と思った葡萄酒の味に近いそうですよ。本当のワインは銘柄によって飲みにくかったりもしますしね……。
甲類焼酎は、割り材によって無限の可能性があるのが強みですね。コスパ的には、安いジンを買って割った方が良いそうですが……甲類焼酎は甲類焼酎で良いところありますからね!
今日も、乾杯!