東ブロック
優勝は
あたりまえ
私たちだ
「東ブロックって何?」
1年生の蓑慧<さえ>がきいてきた。
「東ブロックっていうのはね・・・・・・・・・・・・」
東ブロックとは中学生だけが集まる卓球の試合。
その中で優勝チームを争う試合。
「へー」
「今日は大きな声で応援してね。」
部長の彌駈<みく>がいった。
トーナメント表には紙一面ぎっしりとチーム名がかかれていて、トーナメント表をみる
と目がいたくなる。
自分のチームすらさがすのは大変だ。
「お願いします」
試合がとうとうはじまった。
3位トーナメントでは3−2で勝った。
2位トーナメントでも3−2で勝った。
1位トーナメントではおしくも2−3で負けた。
優勝はできなかった。
しかし、2位にはなれた。
だけど、優勝を狙っていたから2位ではくやしすぎる。
あと、あと・・・一歩だっったのに・・・
「ひくっ・・・・ひくっ・・・」
先輩たちの泣き声・・・・
1・2年生来年は絶対優勝!!!!!!!
先輩たちが残してくれた言葉
私たちは来年優勝するんだ。
それが先輩との約束。
絶対先輩の約束を守る・・・・
約束の東ブロックがやってきた。
「お願いします」
試合がはじまった。
オーダー用紙を交換する。
「お願いします。」
とうとう試合がはじまった。
愛妃はほんとに卓球をやっています。卓球の楽しさ、悔しさが伝わらない場合は感想にてお書きください。