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第4話 戦略とレベル上げ

今回ちょっと短めです

 深撃の渓谷―――その昔、“深淵を喰らうもの(アビスイーター)”と“虚無の創造者(リールシャッファー)”が戦った時にできたといわれる渓谷。深さは場所によって1000メートルにも達するが、“深淵を喰らうもの(アビスイーター)”と“虚無の創造者(リールシャッファー)”が何であるかすら全く分かっていない。

_____________________________________


 魔物のうめき声がする渓谷が赤く染まる。悲鳴を上げながら、火だるまになったキラーウルフがのたうち回る。運よく火傷程度の傷で済んだキラーウルフが術者に殺意を向ける。だが、その生き残りを狙って地面から無数の土の槍が生える―――土による足枷付きで。動くことすら叶わなかったキラーウルフは、的確に急所を突かれたのか一度大きく痙攣し、そのまま崩れ落ちた。

「これでレベルは...おお、49か。」

 先の惨状を作り出した本人は、キラーウルフの死体を|吸収(アブソーブ)|で回収しながらのんきに言った。

「なかなかの威力ですね...しかしそれ以上に策略がいい。」

「火球の複数設置と足枷か、あれは隙を突いてるだけだから驚かれなければすぐ突破されちまうし。」

「それでも格上の集団相手に圧勝というほどではなくとも余裕だったということは、それだけの効果があるのでしょう。」

 魔物の強さというのは、多少相性のいい・悪いはあれど、基本的にレベルで決まる。キラーウルフのレベルは通常56、たいしてスライムの“彼”のレベルは47だった。

 レベル差9もあれば、一対一でも負けることのほうがはるかに多い。まして集団を相手取って勝ったのだから、かなりの策略といえる。ちなみに、キラーウルフのような理性のほとんどない魔物は、主に格下を相手にするため生まれた時のレベルのままであることが多い。例外ももちろんあるが。

「さて、そろそろ戻りましょうか。お嬢も寝てしまいましたし。」

「また明日、だな。」

彼らは知らない、渓谷に起きている異変を。“彼”が渓谷に()()()()()()()影響を…

短編も投稿してます。暇なときにどうぞ

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