第一話始まりの物語2
時空
???「あー暇だぜ!」
黒い髪の中学生がいった。
???2「確かに暇だな」
黒い少し長い髪の高校生が答えた。
???「なぁー兄貴やっぱり授業に戻ろうぜ」
???2「あんなもの受けてどうする。面白くもない」
高校生のほうは、ぶつぶつと話している。
???「兄貴はそうだろうだろうね。見たこと、聞いたこと全部覚えて入れるんだから」
???2「怒っているのか?」
???「何で兄弟でここまで違うんだろうね!」
???2「分からない。しかし俺には、感情で足りないものがあるからな」
二人とも黙っている。
???3「こんなところにいたのか佐藤兄弟!」
佐藤弟「ウゲッ!先公だ」
佐藤兄「逃げるか」
先公「今日こそは逃がすか」
3人は走っている。先頭を兄・佐藤日騎16歳、次に弟・佐藤装騎14歳そして先公。
それから、3時間後…
装騎「ハアハア体力が違うんだよ。でも疲れた」
日騎「確かに疲れたな」
装騎「ハァ…何で息切れしていないんだよ!」
日騎「知らない」
かなりあっさり言った。
装騎「まぁいいや、いつの間にか下校時間になってるし帰るか兄貴。」
日騎「俺は、いつものところによってから帰る」
装騎「分かった。けど遅くなると親父に殺されるからな」
日騎「分かっている」日騎は、そう行って立ち去った。
装騎「さぁ帰るかな」
空を黒い巨大な物が横ぎっていった
レイド「次元移動成功しました。よかったです。引続きミッションを開始します」
エレメント【了解。無理はするな】
レイド「分かりまし…!アンノウン出現Rだと思われます」
エレメント「退却を早く!」
レイド「分かりまし…!?きゃあああああ!!!」
エレメント「レイドどうした!」
すぐ近くで。
日騎「何だ?今のは海の方だ」
30分後。一体の巨大ロボットが落ちていた。
日騎「ハァハァ…フゥこれは巨大ロボットか」
日騎はハッチの方に近ずいた。するとハッチがイキナリ開いた。
レイド「助けて・・」
片腕と頭から血を流しながらレイドは弱々しく言った。
日騎「大丈夫か!すぐに病院へ」
レイド「びょう いんはダメで す」
レイドはそのまま気を失った。
日騎「…」
次の日、レイドはすぐ近くにあった海小屋で目を醒ました。
レイド「ここは…」
日騎「目を醒ましたか」
レイド「あなたは‥誰ですか」
日騎「人に名前を聞くときは自分からだ」
レイド「あ…はい!私は次元結社デスヘルD部隊所属【レイド・スフィンクス】16歳です」
日騎「俺は、【佐藤日騎】○○高校二年16歳だ」
二人の自己紹介が終わり日騎が本題に移ろうとしていた。
日騎「あれは何だ」
と巨大ロボットに向けて指を指している。
レイド「あれはデスヘルの新型試作機のゼロです」
日騎続けて聞いた。
日騎「人間なのか」
レイド「はい・・少し混ざっていますが人間です。」
日騎「混ざっているとは?」
レイド「私は人間と【デスヘル】とのハーフです。」
日騎「さっきも言っていたが次元結社デスヘルとはなんだ?」
レイド「すべての世界をかける秘密結社です。でも悪い事は、していませんよ!?」
日騎(こいつこんな見知らぬ人にベラベラと喋っていいのか?)
レイド「あの~どうしたんですか?」
日騎「最後聞くこんなことを俺に教えていいのか?」
レイド「こんなことって?」
日騎(あぁ、こいつバカなんだな)
日騎はすべてを納得した。
レイド「そう言えば私どうしたんですか?」
日騎「機体が勝手に開いて病院に連れてこうとしたらお前がダメです言ったからこの小屋で、手当てをしたんだ」
レイド「それは、ありがとうございました!」
日騎(ありがとう…か久々に言われたな)
レイド「では、私はこれで戻ります。ありがとうございました」
日騎「帰るって何処にだ」
レイド「デスヘル城に戻ります。兄さんが心配していると思いますから」
日騎「あぁ、そうかじゃあな…伏せろ!!!」
レイド「きぁぁ!?」
その瞬間、無数の剣が飛んできた!
日騎「何だ!コイツら」
爬虫類のような姿をしているが頭が確実に違う機体のような生命体が現れた。
レイド「〈ライドライド〉の改造獣!!!逃げてください」
レイドの声は聞こえたはずなのに飛んできた剣をイキナリ握った。
日騎「これこそ俺が求めたイレギュラーな世界」
狂ったように笑った改造獣もなにか怯えていた。
レイド「どうしたんですか…逃げて下さい奴らの狙いは私なんです」
日騎「それがどうした!俺はこの世界で16年生きてこうゆうのをずっと待っていたんだ!」
そして日騎は、この瞬間イレギュラーの中に身を捧げた。
日騎「死刑流、一刀式【鬼狩り】。」
日騎はすぐ近くにいた改造獣のコアを的確に刺したまま顔を切り裂いた。
レイド「すごい!デスヘルでも手こずるのに」
日騎「使えるな〈あのジジイ〉の技、流石だ」
3分後すべてが終わった。30体ほどいた改造獣は、全滅した。そして日騎は…
レイド「あの数を無傷で倒した…!」
日騎「まだもう一匹いる」
それは先程の改造獣とは全く比較にならない大きさの化物だった。
レイド「巨獣までそんな」
日騎「おい、あれは使えないのか?」
日騎は、ゼロを指差した。レイド「分かりません見てみないと…」
日騎「早めに頼む!」
レイド「エッ!何をする気ですか?」
日騎「引き付ける」
日騎は、手に持っていた剣を巨獣に投げると大声で叫びながら引き付け始めた。
日騎「こっちだ!3流」
レイド「早くしないと…あれ起動してる!何で、でも丁度いいです。助けないと」
レイドは、操縦席に乗り込んだ。
日騎「動いたか!」
レイド「システム異常無し行きます」
日騎「開けたままにしろ!」
レイド「エッ!」
そう言うとイキナリUターンし、巨獣の攻撃をかわしながらゼロの操縦席に無理矢理乗り込んだ。
レイド「何やっているんですか!?」
日騎「最後まで俺がやらせてもらう」
一人用なのでかなり狭くとんでもない格好になっている。
レイド「動かし方、分かるんですか」
日騎「マニュアルは、読んだ!」
レイド「でも・・無理です。パイロット登録してありますので今、私以外動かせません!」
レイドの言葉を無視して、動かそうとしたときイキナリ、モニターに文字が浮かんできた。
モニター【お帰りなさいマスター】
日騎&レイド「!?」
日騎「…ハッ!?いける」
動き出したゼロの胸部が開いた。
レイド「コードーD聞いたことがありません」
一つのボタンが現れた!
日騎「標準も合わさっている!いける【次元切断砲】発射。」
巨獣は、自分の腹に開いた穴に吸い込まれていき最後には、存在がなくなった。
日騎「楽しかった」
日騎は、その一言を言って気を失った。その瞬間デスヘルから通信が回復した。
エレメント「…ザザザアーアーよし繋がった。レイド無事か!」
レイド「はい!後昨晩襲ってきた改造獣、巨獣は殲滅しました」
エレメント「何!一人でやったのか?」
レイド「いえ…私は、何も出来ませんでした」
エレメント「では、誰がどうやってやったんだ!」
レイドは、エレメントに起きた出来事をすべて話した。
エレメント「で、その日騎と言う人間は?」
レイド「忘れてました!?ヤバいです。すぐに戻ります」
そのまま日騎
この日より
イレギュラーな日常生活に
身を捧げる【事故】
時間かかった。