大人な交渉
1000回目のキスシーン済んで
口の中もカラカラさ
人生で1000回もキスすることなんかあるのかな?
コレから増やせば良いのでは?
甲高い声のエプロンマダム(想像)が持って来てくれた烏龍茶を2人でガブ飲みした。
そんなに広くないソファで2人でガブ飲みで有る。
思っていた以上に喉が渇いていた。
飲み切ってしまうとまたあのマダムに飲み物を持って来てもらわないといけなくなるので半分くらいで飲むのはやめた。
途中でコンビニ入店音のインターホンとおばちゃんを挟むのは気持ち的に嫌だ。
隣でタバコに火を点けてイケボな「はぁ…」と煙とため息を一緒に吐く声が聞こえる。
私もパンダちゃんポーチからタバコを出して咥える。
「どうぞ…」
とジッポの火に手を添えて点けてくれた。
「…味が違う気がする。」
いつもの私の100円ライターの火とジッポの火で点けたタバコは違うんだなぁ…と知った。
「普通のライターとはオイルが違うんよねぇ。あと繊維を通して気化したガスに着火してるからガスだけを出して着火してるのとはまた違うというか…結局は気化した燃料に着火してるから原理は一緒なんだけど。」
ジッポの蓋をカチンカチンと開けたり閉めたりしながら語られた。
「貸して?」
見せられたら触りたくなる。100円ライターとは違う重みのある金属を手の平に置かれた。
何とも言えない薄い茶色か黄色か…下の方に小さい文字で何か英語の文章が書かれた以外には何も書かれていないシンプルなデザインだった。
ジッポの蓋を開けて閉めて開けて閉めて…カシャンカシャンと金属の同士が当たる音がした。
レイが開け閉めする時のようなカチンという良い音はしない。
「その丸い所を下に勢いよくシュッ!と…」
親指だけでジェスチャーして教えてくれた様にザラザラした丸いところを親指で滑らせた。
ボッ!と音がして火が点き、オイルの焼ける匂いが漂った。
蓋を閉めて消火。そのまま隣の持ち主に返した。
「ジッポいいなぁ…カッコいい。大人って感じがする。」
「んふふ〜良いでしょー。…あげる。って言いたいところだけど…まぁ、そのうちにね。子供にジッポはまだ早い!!」
意地悪そうに笑いながらテーブルの上のタバコの上に重ねて置いた。
「ええ〜?良いなぁ〜!それ欲しいなぁ〜!!」
「ダメです。コレは前の職場の人がくれた結構大事なやつなので。ダメです!」
貰ったモノなら仕方がない。
「むぅ…じゃあ仕方ない。」
ちょっと唇を尖らせて不満顔をした。
「可愛い顔してもダメです!別の物なら良いけど…あ、忘れてた!!」
というとジーンズのお尻ポケットから黒の財布を取り出した。
中から諭吉を3枚取り出して2つに折りこちらに向けて来た。
「はい!3だよね?」
突然!
目の前に大金である!!
「要らない!!」
即答でお断りのお金を見えない様にお手手広げのジェスチャーである。
「え?でも3って言ってたし。いるでしょ?お金。貰っちゃえ貰っちゃえ!」
軽ーく中学生に渡す額ではないのだ。
そう。すっかり忘れていたのだが、私は最初この人に勢いで「3かな?」と口走っているのだ。
「いい!そんなお金!持ってたら親に叱られる!!」
「こういうお金は親に内緒でこっそり待っとく物でしょ?テレクラに電話してるって親に言ってる?言わないでしょ〜?」
最もらしい事を言ってるが悪い大人の考えである。
「でも欲しい物ない…有ってもそんな大金使わない。」
「いきなり一気に使わずにちょっとずつ使えばよろしいのでは?本買ったりとか。」
最もな事をいわれたのだが。お金の使い方は無駄遣いせず計画的にだ。
「う…本…本かぁ…。でもそのお金はダメ…だと思う。」
「え〜?このお金で私は可愛い中学生にアレコレ変な事が出来るなぁ〜って割り切れるんだけどなぁ〜。」
お札の折り目を指で挟んで右左…どんどん折り目がキッチリしていっている
「別にお金くれなくても…レイなら変なことしてもいいし…」
「いいの!?本気で言ってる?」
想像以上のかなり食い気味である。
「本っっっ当にいいの!?初めてだよ?全部貰うよ?やるとこまでやっちゃうよ?」
真剣に見つめられたら「やっぱり3くれよ。」とは言えない。そもそも言わない。
「いいよ。」
こっちも上目遣いではあるが真剣である。
諭吉3枚を人差し指と中指に挟んだまま両肩を掴まれた。
「もう一回聞くよ?本当にいいの?俺はね!君より一回り以上年上で変態のロリコンでオタクで根暗でコミュ症気味で緊張したら喋りまくってどうしようも無い人間だよ!?こんなのが初めてとか本当に後悔するよ!?「ゴリ押しされて仕方なく3万で売って好きにさせた。」とか思わないとやってられないよ?軽く「いいよ」なんて言って俺なんかに無償でさせるとか…いいの?!」
まだ後悔という言葉はよく分からないがコレだけは分かる
「いいよ!お金貰ったら「私の初めては3万円だった!」ってこの先ずーーーっと!ずーーーーっと思い出しながら生きないといけなくなる気がするから!それで後悔すると思うから!それやったら「私の初めてはめっちゃ年上のイケメンでええ声の優しくて私の事を可愛いって言うロリコンやった!」って思い出せる方がいい!!レイがいい!!俺なんかとか言うな!!」
途中半ベソかきながら必死に言い終わったら、思いっきり抱きしめられた。
「イケメンでええ声なんか初めて言われたわ…しかもこんな可愛い子に…」
泣きそうな声でそう言う自称コミュ症な大人のイケメンの背中に私は初めて手を回した。
「レイはイケメンでええ声やで。」
私の口の横にあるイケメンの頬に初めて私から軽くキスをした。
「はは…参った。参りました。…完全に降参ですわ。もう…めっちゃ好き。」
そう言い終わると少し身体を離して少し顔を傾けてレイの真剣な顔が私の顔に近付いて来た。
凄く優しい…ただ口を重ねるだけの…心臓が締め付けられるような…そんな…感じの…一瞬なのか長いのか…分からなくなるような…そんな…ドキドキするキスだった。
唇が離れると困ったような少し笑顔のレイが私の目を見て言った。
「サツキちゃんが好き。最初から、初めて見た時から、君が好き。」
「うん。私は初めて声を聞いた時から、レイが好き。さっきのファーストキスっぽかった。」
「じゃあ、さっきのキスからカウントして下さい。」
また抱きしめて次は背中ポンポンされた。
「へへ…」
自然と笑い声が出た。
「ふふ…可愛い。大好き。」
「んふふ…レイ大好き!」
「キャー!可愛い可愛い!この子ほんっとたまらん!!」
ソファで抱きしめたまま身体を横振りされた。
「わぁぁ…キツイキツイ!でもいい!!」
私もレイをぎゅーっと抱きしめた。
暫しのイチャイチャタイムで有る。
「ダメだ!キリがない!!ではこの3万はポケットに無い無いします!!」
「ハイ!無い無いして下さい!!」
ずーっと持っていたお札はやっとポケットの中に仕舞われた。
「よし!!じゃあ!早速!!パンツ見せて!!」
今!それを!!?言う!!?
私の胸のときめきを返せ!!!
タイトル変えてみました。
ロリコンニキと早熟ちゃん
気に入ったのでw
最初は「水曜どうでしょう」みたいになったのですがwちょっと紳士的にビジネス用語にしてみました。
分かりやすい(?)タイトルだったのかpvが増えましたw
ありがとうございます。
拙い表現も読みにくいところも多々有ると思いますが、お付き合いいただけると幸いです。
やっと3の約束思い出しましたねw
ホテルに入ってすぐに渡すべきか…それとも事後に渡すか…と、このお金を出す場面は悩んでましたが。
ガッ!と勢いで書いていたら「このタイミングか!」と言うのが出てきたので書きました。
当時、援助交際の事は「うり」「割り切り」と言う言葉で表現してました。
「うり?いくら?」
「割り切り3で!」
みたいな事を…ゲフンゲフンおっと、話過ぎたようだな…
この話はこれ以上やめておきましょう。
もうね、勢いでガッ!と1時間くらいで書いてプレビューで見直しして修正して出してます。
修正時間の方が長かったりします。
皆さんどんな感じでしょう?
勢いで書きますか?それともじっくり考えで書きますか?
私は昔のことを思い出したり、イケオジに「この時どんな感じやった?」と聞いたり、この数年のイケオジとのLINEのやり取りでドン引きしたキモいLINEを掘り起こして来たりしてますw
お胸の話とパンツの話はリアルにやらかされたのと、キモいLINEから引用ですww
車の中のファーストキスはマジでやらかされたので
「アレは酷かったからココでちゃんとして!」
と、怒って後でやり直しさせましたw
今だにあのファーストキスは腑に落ちてないのでw
サツキちゃんにあんな可哀想なファーストキスのままにはさせないぞ!!あんな怒って別日にやり直し要求を言わせるなんて!!絶対サツキちゃんにはそんなこと言わせないぞ!!という信念でレイさんからさせましたw
「お前!アレはよぅ!?ああん?」
と細い脇腹にグーパン喰らわせて細っそい脚に回し蹴り喰らわせてやりたいですw




