表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/14

七話「やっぱり」

す~っかり魔法に関する未練が消えた。


危険なんて迎えに行くもんじゃない。


別にこの生活だって良い物だし。

仲間達と清掃活動に勤しんで、

金貯まったらアレタルト外に旅行して、

…いつか結婚とかしちゃったりして?。

結局そういうのが…一番だよな!


「お~いおい、ま~た何かに浸ってんのかよぉ。」

今日はタンコと城下町に来ていた。


「タンコ、何買いに行くんだっけ?」

「木彫りの馬。」

男の趣向は異世界でも変わらんな。


「そういやタンコってさ、清掃班より上目指してたりするの?」

「おう、目指すは近衛兵だ!俺は一族の柱になってやるのが夢だからな。」

夢か…

「俺の夢は、アレタルトに家構えてスローライフかなぁ」

「ハハッ後何年かかるだろうな!」


…露店に着いた。


「う~ん…おっ!ラッキー。」

「思ったより高いの買うんだな」

「そりゃあ一番カッケーのが欲しいでしょ。」


タンコが会計をしている間に、俺は果物の露店へ向かった。



タンコが会計をしている間に、俺は果物の露店へ向かった…




向かっ…

向か…

向…


「うぐぁぁぁぁぁッ!、アァァェァ!」

突如体に異変が生じる。

目の前には女のヒトが痛て。

胸には、い死が…

さ息ん、見た…

━魔晶が


「あぁ!ぁぁぁ!ぁぁ~!」

─胸痛、頭痛、吐き気、高熱、悪寒。

これが…瘴気に満たされる感覚!


チカチカとする視界に…俺は既視感を覚えていた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ