第39話 ラーメン屋はしご耐久戦
高校1年生、16歳の天音雫です!
何かと至らない点があると思いますが読んでいただけると嬉しいです!
時は少し遡り、場所は変わって。
関西のとあるラーメン屋さん。
時刻はちょうど午後1時。
ラーメンをはしごという変わったことをして、胃のキャパが危うくなりかけている湊と慧人は、完食したラーメンどんぶりを前に2人仲良くお腹をさすっていた。
「いや〜、ラーメンはしごとかしたの久しぶりやわぁ。湊君とするのは初めてやなぁ」
「ラーメンはしごって意外と胃キツくなるもんなんやな………」
満足そうな笑みを浮かべる慧人に湊は苦笑してそう応える。
常人ならば普通ラーメンをはしごしようなんて考えないが、いろいろ常人の道からは少し逸脱した2人が集まった結果はしごという異例の事態が発生していた。
「もう一軒はしごしよか?」
「ははっ、流石に冗談やろ〜!
もう一軒行ったら胃パンクしてもうわー
……え、まさかやけど、慧人の兄ちゃん、ラーメン3軒はしごとかしたことあるんか?」
「まさかまさか!
2軒と半玉が限界やったわ」
「その半玉入れる胃あるの、尊敬するわ」
「胃尊敬されてもあんま嬉しくないな〜」
笑い合う神と人間。
その親交に。
「こんにちは!
稲荷の2番目のおにーさんと人間のおじさん!」
突如として、異端児が混入する。
赤褐色の短髪に淡い橙色の着物を纏う小さな男の子。
「迷子か、坊っちゃん?」
慧人が不思議そうにそう尋ねる。
ラーメン店に1人で子供がいたら、大人はまずそう声をかけるだろう。
「名前は何ていうんや、坊っちゃん?
俺が母ちゃんか父ちゃんか家かどっかか世界の果てまでか連れてったるよ!」
行き先不安定なのもお構いなしに自信満々に話しかける慧人。
しかし、湊は何故か、悪寒が止まらなかった。
何も言えず、ただ口をつぐむ。
「僕の名前はね、輝留って言うんだ!
えっとねー」
輝留は可愛らしく口元に人差し指を当てて上目遣いで慧人と湊を見つめる。
そして、その口元に歪んだ笑みをたたえる。
「僕、任務を果たしにきました!」
ーーーー湊の本能は、正しかった。
故に、叫ぶ。
「慧人の兄ちゃん!避けろーーっ!!」
直後、ラーメン店を吹き飛ばす爆炎に呑まれて、湊は上下左右を見失っていた。
ここまで読んでくださった方々、本当にありがとうございました!
おかしな点や情景描写が足りない点などいろいろあったとおもいますが、少しでも楽しんでいただけていたら嬉しいです!!
明日から、稲荷ぐるみは仮の姿です4を新たに投稿していこうと思っているので良ければまた読んでいただけたらとても嬉しいです!




