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第29話 脱出

高校1年生の天音雫です!

何かと至らない点があると思いますが読んでいただけると嬉しいです!

「よっ、しょっと」


転落防止の為の高い柵があるベビーべッドをよじ登り、桜が転がり込んでくる。


「やーっと見つけたよ!

大変だったぁ…」


小さな体で赤ん坊の姿の葵を抱きかかえる。


「ん、んーっ!」


「えいっ!」


高い柵を乗り越えるため桜は跳躍。


叫ぶ葵の心配を他所に桜吹雪が展開、衝撃を全て吸収する。


「んー、扉、何処にあったっけな」


そう1人呟き、


「んー、考えるより先に実行!だよね!」


桜は葵を抱えて部屋を飛び出す。


猛スピードで階段を駆け下り、腕の中の葵はジェットコースターに乗っているかのような感覚に陥った。


(酔う酔う酔う酔う酔う!!)


三半規管が狂う寸前で一階に辿り着き、


「……?瑠依のお友達かしら?

ま、待って。

葵を連れて何処にーーーー」


本当に運が悪いことに葵の母とバッタリ遭遇した。


抱かれた赤子の葵を見て血相を変えた母親に桜は、


「み、未来的には、多分そーです!

それでは!」


持ち前の明るさでその場を乱暴に切り抜け走り出す。


「あ、葵はまだ赤ちゃんで遊べないの!!

ね、寝かせておかないといけなくて…!だから、一緒に遊ぶのはもう少し待ってくれないかしら…!」


追いかけながら訴える母のずれに葵はこんな状況ながらにため息をつきたくなる。


普通、知らない子供が知らないうちに家にいたら、まず慌て、それから危険視するだろう。


すぐに瑠依の友達という無害な存在に結びつくことがあろうか。


警戒心が足りない。


しかし、赤子の葵のことを心配してか母親はおぼつかない足取りながらも追ってくる。


まぁ、


「あった!ここだ!」


桜のほうが圧倒的に脚が速いので、問題はなかった。


桜が扉のドアノブを回せば目が眩むほどの光があふれる。 


「お邪魔しました!!」 


桜は赤ん坊の姿の葵を連れて、葵の過去の記憶から抜け出した。

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