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第18話 戦力分散

高校1年生、15歳の天音雫です!

何かと至らない点があると思いますが読んでいただけると嬉しいです!


テスト期間に入ってしまったため新しい物語の投稿はもう少し遅れそうです!すみません!

気長に待っていていただけるととても嬉しいです!

葵は周囲を見渡す。


特に何かが襲ってきたり、飛んできたりする様子はない。


「よ……、良かったぁ〜!!

罠、無かったですね、志乃さん!!」


葵は喜び勇んで、両手拳を天に突き上げながら後ろを振り返った。 


しかし、


「……あれ?」


後ろに志乃の姿はない。


否、志乃どころではない。


瑠依も、桜もいない。


「え…?!」


慌てて葵は境界線を戻ろうと駆け出す。が、


「い゙っ!?」


境界線には見えない壁があった。


それに弾き返され葵はしたたかに体を打ち付ける。


「なっ、何なのっ……!?」


混乱し、葵は立ち上がり再び見えない壁へと猛突進する。


しかし、結果は同じであった。


「っ…!!」


すんでのところで倒れるのをこらえ、膝をつく。


思わず天を仰げば、空には大量の御札が不気味に揺れている。


その札が浮かび上がる空は、


「何、この色………」


ーーーー不気味な赤色だった。


夕焼けとはまた違う、不安感を煽る不吉な色。


背筋に怖気が走る。 


不意に、ガラス割れるような音が響き渡る。


「え…?!」


振り返れば、そこにあったはずの大きな城が、跡形もなくなくなっていた。


「え……?

 え?!な、え?!何処に行ったの?!」


立ち上がり、葵はようやく気づく。


「罠っ………!」


葵の周りはいつの間にか、不気味な空と同じ色に染まっていた。



周りにはなにもない。


桜も、瑠依も、志乃も、ーーーーいない。



「こんな罠ありなの〜〜?!」


思わず頭を抱えて声の限り、罠の悪辣さを叫ぶ。


誰もいない、赫色の空間に葵の叫び声だけが響き渡った。

 





奇しくも同じ頃、


「っ……!はめられたわ!

葵様も瑠依様も、桜様も……!

皆はぐれたわ……!」






「あおちゃーん!

何処に行ってしまったの?

私1人じゃ何もできないいわぁ!

志乃さんも、あおちゃんも、桜ちゃんも……

私に呆れたから、私の事を置いていってしまったの?」






「あれ……?

みんな、どこ……?」



葵と同じような光景がひろがる異なる空間で、志乃も、瑠依も、桜も罠にはめられていた。


4人だった戦力が1人1人に分散された。


各々が独自に行動することで罠は真髄を見せる。


雅奪還作戦、戦いの火蓋が、切って落とされた。



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