一話 とある春休みの一日にて
やあみんな! 僕はどこにでもいる一般中学生 白原 啓 だy『嘘つけ!』
はいもう天の声さんの仕事前回で終わったんで引っ込んで下さ〜い。
自己紹介はもうやったんで割愛しま〜す。今俺が何をしているかと言うというと、家にあるラノベを片っ端から読み直していた。勉強しろ学生、と思った人もいるかもだがあいにく今は中学と高校の間の春休み。フリーダム!
え、高校からの宿題はないのかって? もちろん説明会の時にもらったさ、でもそんなちょろいの1日で終わらせるに決まってんだろJK(常識的に考えて)
というわけで毎日勉強という義務から解放された俺は家にあるありとあらゆるジャンルのラノベを読み漁ってた。
高校デビューしないのかって? ハッハッハ冗談はやめてくれよ。こちとら天性のメガネオタクだぞ。んなもんする度胸ないに決まってんだろだろJK(二回目)あれ......目から汗が。
さーてそろそろ某丸くてぷよぷよした生物のスキル名に『之』が入りそうだな......
「啓〜。ちょっと降りてきてくれ〜」
......おっと下のリビングから父さんの声がするけど、今いいとこなんだよな〜。
「今じゃなきゃダメ〜?」
「今すぐ降りてこ〜い」
ちぇ。しょうがないか。
「どしたの〜?」
そう言いながら降りていくとダイニングの机の長い方のいっぺんに父さんと母さんが並んで座っていた。......説教か? 特に怒られるようなことをした記憶はないが。
「まあ座りなさい」
おや、これは......
「説教ではないから安心しなさい」
っしゃおらぁ!
「お前に大切な話がある」
「どしたの?」
「実はな......」
ゴクリ......
「父さんアメリカに転勤になった」
な、なんだってえええぇぇぇ!?
説教前の独特な空気感ってありますよね。まあ読者の方には生まれてこのかた説教を一度も受けたことのない人もいるかもですが。
何回も説教されると警戒心が増して過剰にそういう空気を恐れることもあると思います。そして説教か?と思った時に違った時の安心感すごいですよね。
まあ説教って大体警戒してない時に来るのが多いですけどね、、、アハハ。
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では、またね〜。