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魔法使いの戦い

作者: ライーダ山

魔法、それ即ち(すなわち)魔の法にして超常の力ッ!!

()の法則と対立する魔の法それは混沌の法ッ!!

超常の力を支配する魔法それが示すのはただ一つ、【新たな法則を創る】ということッ!!

さあ讃え崇めよ、全てを超えた魔の法を遣い使う超越者その魔法使いをッ!!

ああ、あの者ら(魔法使い)輪廻の輪()へ追いやる事ができる者それが魔法使いッッ!!

ここに4人の魔法使いが集う……その意味つまりそれは戦いッッ!!



\\\\\\\\\



その日、世界は混沌に包まれた。

火は冷たく、骸が起きる世界へと……

人には理解できぬ、超越者によってッ!!


    (私は不死身という法則)  (魔物は現れる)


魔法使いの一人、ヴィクェリファッ!!

彼の者は己を不滅とし、恐ろしき魔物を創り出したッ!!

神をも噛み喰らう【牙の獣】、千里の世界を石へと変える【石の怪物】、星を掴み振り回す【力の巨人】……

げに恐ろしき魔物、それは無限に湧出わきだすッ!!


   (あなたは不死ではない)  (あなたは死ぬ)


次の瞬間、ヴィクェリファは消滅していたッ!!

新たなる魔法使いフェキュフトェレトに魔物達が襲いかかるッ!!


『ダメよ〜、ちゃんと核を使わないと、ね?』


だがフェキュフトェレトは不滅それが魔物を無意味にするッ!!

フェキュフトェレトが手に持っている物は魔法の核ッ!!

核がある限り、魔の法が上書きされる事はないッ!!


ーーーー   (這い上がれぬ世界)   (そこに彼の者はいる)


   (私はあの場所にいる)


這い上がれぬ世界それは核によって成されているッ!!

フェキュフトェレトは動くことが出来ないッ!!


『……』


フェキュフトェレトは考えることをやめたッ!!


ーーーー   (ここにあの者がいる)


3人目の魔法使いヴォェトによって最後の魔法使いチェァジォケトは空間に固定されたッ!!

核による固定それが魔法の上書きが出来ないということッ!!


  (ここは消える)


星10個の範囲が消滅ッ!!

核が消えるそれはチェァジォケトの固定が消えるッ!!

そしてフェキュフトェレトが動けるということッ!!


『……』


ーーーー……


“……”


3人の魔法使いは睨み合うッ!!


   (あいつは不死ではない)


ーーーー   (不死ではないあの者)


   (ここに不死は存在せず)


不死の否定それ即ち核の消滅による成立ッ!!

魔法使い達は駆け出し殴り合うッ!!

それ即ち頼れるのは己の肉体のみッ!!




ヴィクェリファ :魔法使い初心者

フェキュフトェレト :基本に忠実

ヴォェト :空間系が好き

チェァジォケト :大雑把

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