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王召喚  作者: FAKE
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戦士召喚

ア「しかしアレ濡れてませんか?」とエルムに向けて問う。


エ「スルーしてたのに突っ込むなよ。」と嫌そうに言う。


イ「不思議よねぇ、私の殺気を直接受けておいて、さらに苦しめて殺すって脅しまでかけたのにアレとはねぇ。」


エ「ゼリーで首から下の皮膚を喰わせたって言ったろ?その時も『痛い、助けて!』って言ってたのに濡れてたんだよ・・・」


ア「じゃあガチの人ですか?」


イ「なんか関わり合いになりたくないわねぇ、殺されるのさえ喜んでそうねぇ。」


シ「さっきから何ですか?私がなんだって言うんですか?」とプリプリ言う。


エイア「マゾ」とシリルに向けて言う。


シ「そんなわけ有るはずないじゃないですか。」


エ「じゃーその股間濡らしてるのは何なんだよ?」


シ「これは汗です」


エ「お前は股間だけで汗をかくのかよ?」


シ「私の一族は先祖代々こんな感じです。」と自信をもって言う。


エ「おいオルグこいつの家系はそんな感じなのか?」


オ「いえシリルの家系までは知りませんが、そんな家系等聞いたことが有りません、ただ彼女が割と過酷な魔導士団の状況に女の身で耐えられたのはマゾだったのかもしれません。」


エ「あー実年齢20アップになる程の過酷な状況で生きてたのもそれでかぁ・・・」と納得する。


シ「ちょっと団長酷いじゃないですか、そこは私に味方するところでしょう?」


オ「我は今隷属の身により推測は言えても陛下に嘘などつけんよ。」


エ「あいつには何してもご褒美になりそうだな・・・」と首をフリフリしながら言う。


エ「そー言えばザルドはどうなってる?生き返ったのか?」とイリスに顔を向けて言う。


イリスはウイルを腕の中で揺らしながら「私達が呼ばれるまでは気絶してたわねぇ、そろそろ目を覚ますかしらぁ。」


エ「んじゃ読んでみるか、目が覚めたら異世界でしたドッキリ!なんてどうだ?」


ア「どうでしょう?あんま代り映えしなくて異世界って感じもしませんし、どっかに移動しただけと思うとかじゃないですか?」


イ「そうねぇ貴方がザルドの代わりに召喚された時も気絶して見てないし、どこかに移動したとかは思っても異世界とは思わないかもねぇ。」


エ「んーそれじゃいまいち面白味に掛けるか。」


イ「でもザルドでも露払いくらいにはなるでしょう、呼んでもいいんじゃないかしらぁ、召喚するとこも見てみたいしねぇ。」


エ「そうか、なら呼んでみるか、テーブル片付けるぞ。」と言いアイテムボックスにしまう。


エルムはシリス、アリアを背後に立たせて詠唱を始める「我が名において命ずるそこそこの戦士を身に纏うものを排除して召喚させたまえ。」唱えると3m程の黄色い魔法陣が光り、その外に青い魔法陣が囲い召喚陣が完成する。


エ「おーいそこに誰か居るか?」召喚陣に問いかける。


ス「はい私ズフェロ等が待機しております。」


エ「他には?」


カ「カインとバルドもおります、ザルドも気絶したままなので起きるまで待っていようかと思っておりました。」


エ「そうか、じゃーザルドを召喚するから召喚陣の中に投げてくれ、起きたら異世界でしたドッキリするから。」


バ「分かりました。」と言い弟のザルドを召喚陣の真ん中へ向けて投げる優しい兄だった。


ザルドは光に包まれエルム達の居る世界に召喚されて行ったが召喚陣はまだ消えてない、そこからまた声が聞こえる。


エ「あー一週間したら取り合えず戻るから、待機とかしてなくていいぞー。」


ス「畏まりました、ではお留守は私達が守ります。」


カイン、バルドも「守ります。」と言うと召喚陣の光が消えて、ザルドの着ていた鎧や斧、中着が残されていた。


ザルドはエルム達の居る世界に召喚された、裸で大の字で。


イ「あらぁ思ったより詠唱って短いのねぇ。」


エ「詠唱って飾りみたいなもんだしなぁ、大事なのは魔法陣の構築と込める魔力だ。」


ア「なんで裸なんですか?」


エ「イリス達と違って裸で召喚するようにしたからだが、三人共ガン見してるな。」


イ「貴方のより大きいわねぇ。」


ア「そうですね、エルムさんのより大きいですね。」


シ「アレって普通よりも大きいのかしら?私まだ二本目で基準が分からないのよ、団長どうなの?」


オ「我のよりも大きいな。」残り二人も頷く。


エ「なんかむかつくな・・・よし去勢しよう。」とザルドを見る。


シ「切った後は私に下さい。」と懇願する。


エ「下さいってお前どうするつもりだよ?」


シ「触ったことが無いのでスリスリしたり、近くで眺めたり、机の上に飾ったりとかします。」


エ「いや生ものだから飾っても腐るだろう・・・」


シ「腐ったら捨てます。」キリっとして言う。


ア「あげてもいいんじゃないですか?使い道が無かったみたいですし、と言うがですね私の気持ちが分かりましたか?」


エ「ん?」と首を捻って言う。

 

ア「胸が小さいとかですよ。」


エ「あーそれか、悪かったな、もう貧乳とか言わないよ。」


ア「今までも言ってないじゃないですか、そんな顔をしてただけで、心の中ではそんなことを思ってたんですね・・・」


エ「んーまじで胸は割とどうでもいいからなぁ、俺の美の基準はイリスだからな満点はイリスなんだよ。」


イ「あらあらぁ」と言い照れている。


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