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王召喚  作者: FAKE
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王召喚4

エ「まぁいいだろう、では主犯を裁くか。」と言い玉座に近づく、遅れてゼリーも付いてくる。


キラリンは目の前に立つエルムに気づき立ち上がる「貴様余に何をする気だ?」と怒鳴る。


エ「貴様には盗賊国家の主犯として死罪だ。」と言い殴る、キラリンは殴り飛ばされ倒れる。


エ「で、お前は宰相か?」


玉座の隣に控えてた男は「はい、私は宰相のトリスタン・メイヴァーです。」


エ「王族はこの城にいるのか?」


ト「王妃、王大使、第一王女、第二王女も在城しております。」


エ「それで全部か?」


ト「王弟は他の都市に屋敷を構えてる為居ませんが、王妃と実子ならば揃っています。」


エ「妾とか第二王妃とかは居ないのか?」


ト「妾は居たのですが妊娠するとお暇を出され、王妃の放った刺客に殺されています。」


エ「やるだけやって、放逐と見せかけて殺しかよ・・・さすが盗賊王の国だな。」とうんざりする。


エ「オルグさっきの召喚陣に有った隷属の魔法陣を見せてみろ。」


オルグは立ち上がりエルムの近くに寄り「我が命によって、我の隷属となれサーヴァント」と唱えると地面に魔法陣が光る。


エ「なるほどな」と言いつつ「我が命によって、我の隷属となり呪いを受けよカースサーヴァント」


トリスタンの首に魔法陣が光りオルグと似た黒い輪が首を回る、トリスタンは首を押さえるが、その魔法陣は無慈悲にトリスタンに呪いをかけ隷属させた。


エ「すぐに王族をここに集めろ、全員揃ったら入ってくるがいい。」


エ「その呪いは余を裏切ると最初は左手首、次は右手首、最後に首が落ちる、取り合えずなんか裏切ってみろ。」


トリスタンは隷属されてる為に逆らえず、死んだ兵士達の装備の集めてた場所に有る片手剣を取ると「ふぎぃぃ」と叫び左手首が落ちていた。


エ「ちゃんと効果あるな。」とニコっとして「プチファイア」と言うとトリスタンの左手首に火を放ち血止めをする、さらに腕部分に火が着いた為「プチウォーターボール」と唱えトリスタンは水浸しになる「ゼリーその左手と余った水を食っとけ。」ゼリーは左手と水を食い指輪を吐き出す。


トリスタンは油汗を流して「ゼーゼー」言ってるが、エルムの「盗賊国家の宰相にしては罰が軽すぎるか。」の言葉に血の気が引いている。


エ「いつまでへたりこんでる、さっさと行けトリスタン。」と言われ慌てて走りだし謁見の間を出ていった。


オ「エルム様質問をよろしいですか?」


エ「なんだ?」


オ「隷属に呪いを重ねたのはどうゆうことでしょうか?」


エ「そもそも隷属を使ったことが無いんだよな、イメージ悪いし効果も良く知らん。それに罰としてて取り合えず手首位落としておかないとマズイだろ?」


オ「隷属は命令を聞かされると、その命令に逆らえなくなり意思に反しても命令を実行します、例えば穴を掘れだけだと死ぬまで穴を掘り続けます。」


エ「おーそりゃ怖い魔法だな、っていつまで倒れこんでるんだ盗賊王!」と言いキラリンに近寄って首を掴み起こそうとするが「死んでる、ちっ」と首を放す。


エ「一発で死ぬとか罰を与える暇も無いじゃないか。」と憤慨し元召喚陣を囲んだままの三人に近寄る「オルグさっきの召喚陣をだしてみろ。」


オ「召喚陣自体を出すことは出来ますが魔力が足らない為に召喚は無理ですがよろしいですか?」


エ「ああ、さっきは一瞬しか見えなかったから、はっきりと覚えて無いんだ、嫁を呼ぶ為に召喚しないとな。」


オ「分かりました、では始めます、三人も魔力を我に流してくれ。」


周りの三人「はい」


オ「我が名において命ずる異世界より戦士を召喚させたまえ、強い戦士を身にまとう物を排除し我に隷属させたまえ」唱えると中心に3m程の魔法陣が表れ、次に青の魔法陣、最後に黒い魔法陣が表れ、召喚陣が完成する。


エ「中心が召喚で次が裸にして外が隷属ってことか?」


オ「左様でございます。」


エ「大体把握した消していいぞ。」と言うと召喚陣は消える。


エ「でさっきから余の股間を凝視してるお前はなんなんだ?」と灰色のローブの三人の一人の女を指さす。


灰色女「いや、私は見てないです。」と慌てた様に言うが凝視したままである。


エ「今も見てるんじゃねぇかよ、ホーンスタッフ」と言うと白く輝く杖が右手に現れる、そして「プロテクト」と小さく呟く。両手で杖を構え十字に切り裂き、袈裟切り、逆袈裟切りと女を切り裂いた。


灰色女は「きゃーーー」と叫んだが体は傷ついておらず服だけが切り裂かれていて靴以外は裸になっていた。


エ「ついでだ。」と言うと(サイキック)と心で唱えると灰色女は両手が肩の高さまで開き、両脚も肩程まで開かれた、エルムは靴を狙い切り裂くと正真正銘の全裸になった。















































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