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僕の詩  作者: 流川 栄治
5/11

冬始まり

少し震えるこの時

心がどれだけ熱くても

どれだけ冷たくても

人でも動物でも怪物でも

夜になると光り出す木になる実は

この時期が旬らしく

美味しい時らしい

この実がたくさんなってると

風が冷たいんだ

見てるだけでなんだか

街中の路上ライブはあると賑やか

奏でるメロディはみんな楽しそう

太陽が沈んでお月様が光り出す頃

人は深けて静まり返る

その街を優しく包むこたつのように

この時期、夜になると一際目立つ木になる実は

色鮮やかで黄色で赤で青で紫で

僕を見つめている

寂しい僕をしっかり見てくれている

決して暖かい眼差しではない

ただぼやっと目が合う

あっちは目をそらさないし僕もわざわざ気を使ってそらしはしない

初対面だけど気まずくないしなんだか懐かしい

夜の街をみんなを静まって気まずくならないよう

盛り上げるために頑張って実をつける木にはしっかり感謝をする冬始まり

その実を人はイルミネーションと名付けたんだって


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