第六戦目
今回も、友哉君の視点でお送りします☆
でわどうぞ〜。
「はあ……」
「駄目なんだよ〜、若い男の子がため息なんかついたら」
こいつ等…誰のせいでこうなったと…(怒るぞ…)
「お前等のせいで、死んじまったんだよ?!ちょっとくらい気にしてくれても良いんじゃないかな?!」
『ああ、そんな事はどうでも良いんだけどぉ…』
どうでも良いのかよ?!しかも何その言い草!!
『サイコロのめは『6』だったわよ。ちゃっちゃと進めましょ』
「OK。行こっか!」
楽しそうで宜しいこった。(泣きたい…)
「6〜」
てくてくてくてくてくてく。
「モンちゃん(ボード)、ここのボードは喋れないの?」
『皆普通なのよ。私は、ト・ク・ベ・ツ!』
俺としてはお前みたいなのにされるくらいなら、普通の方が大分マシだ。
ボード(喋らない)を見ると…
『こちらの穴は【おばさん達の壮絶バーゲン】行きで〜っす!!』
うおいっ!!
そんなトコ行っちまったら、俺等死んじまうっつの!!
「…って、俺死んでるじゃん」
『何一人でブツブツ言ってるのよ』
「変人だぁ〜、変人がココにいる〜!(アハハ)」
殺してやろうかこの野郎…(本当に怒るぞ…。)
「っていうか、壮絶なバーゲンで何等かの課題をこなさなきゃいけないんだろうけど、おばさん達なら別に心配いらないよね〜……!?!!!」
『ど…うかした?』
あ!
「ふう。やっと戻れたわ」
「あ〜、戻ったんだ、良かった。(嬉泣)」
やっと真面目な未希に戻ってくれたよ。頼もしい限りだ。
「何泣いてるのよ。キモいしウザいんだけど」
「……。(クールな未希…!!懐かしいなぁ〜!!)」
『ほら、次行くわよ。バーゲン』
《バシュッ!!》
−−丸星兎デパート−−
《シュッ!!》
着地成功!
ふう。
……目の前に広がる光景は、この世のものとは思えない光景だった…。
『何このオバハン』
戦争をしているかのように、次々とオバハンが向かっていき、次々と飛んで行く…。
なんだこれ?
自分で説明してて訳分かんねえよ。
バーゲンの壮絶な争いの中にいるオバハン達の声を聞いてみる。
「……アンタ退きなさいよ!!」
「退く訳無いでしょ!!そういうアンタこそ退きなさいよ!!」
二人で言い争ってる…。
違う所では…
「アンタ、それはうちが先に取ったんやよってに、よこしんさい!!」
「ふざけないでよ!!うちが先に取ったんや!!」
…すいません、何弁?
他は…
「アンタ、邪魔なんじゃボケ〜!!!」
《ドガッ!》
あ。
《ドスッ!》
「グフッ!!」
うわ。
飛んでる〜。(人がたくさん。)
さっき人が飛んでたのはあの人のせいか。…恐ろしい…。
『じゃあ、友哉、行ってくるから!!待ってて!!未希、GO!!』
コイツ、実は幾つなんだよ。俺の母さんと同じ反応だ。
「イエッサー!!」
《ドドドドドドドドドドドド……!!》
いってらっしゃい…
女って、怖いよな。
《ドドドドドドドドドドドド……!!》
はやっ!!
『収穫、収穫♪』
捕ってきたらしい。
(作者:漢字が『取る』じゃなくて『捕る』に…。)
「5つ」
「で?じゃあ帰るよ〜☆とか言うんじゃないだろうな…」
『当たり前☆』
こいつやばい、マジやばい!!
『正解!何で分かるのよ!!』
「って、それじゃあ万引きじゃねえか!!?」
『有無を言わさず…』
《バシュッ!!》
−−学校−−
「良いのかよ!!」
『何が?』
「だから、あのまま帰ってきて良かったのかって聞いてんだよ!!」
『良い訳ないでしょ』
「もう、やっちゃった事は仕方無いと思え」
『所詮、ゲームの世界なんだからさあ…』
ん?
「ゲーム?」
『あ。……』
「何だよ、ゲームって」
『ひ・み・つ(キラキラ…)』
「お前なあ!!…………――――――――」
ゲームって何なんだよ。ってか、生き返らせてくれよお!!!!(もう嫌なんだ〜!!)
どうでしたでしょうか。
団欒
作者:まだ生き返れないね。
友哉:戻してくれ・・・・。
作者:まあ、そのうち戻るんじゃない?
友哉:マジ?!早くしてくれよ。
作者:オス。
友哉:戻してくれるのか、戻してくれないのか、どっちなんだよ!!
作者:秘密って事っすよ!!
友哉:つーか、お前って、女なのか?
作者:ご想像におまかせします。
ちなみに好きな女の子がいます☆
食べちゃいたいくらいかわいいんっすよ。
友哉:まるのみ?
作者:一口でまるっと。
ではまた。
でわでわ〜。