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秋の嵐⑤

雄ちゃんはすぐにすっ飛んできた。


「何があったんだ?


またあいつ、しょうもないこといったんだろ。」


当たり。大正解。


あたしはまだ、めちゃくちゃ気分悪い。


「とにかく、車に乗れ。」


雄ちゃんは車を走らせながら


「で、何があったか言ってみな。」


・・・・・・


「言えないようなことか?」


黙り込んでるあたしに雄ちゃんはそう言った。


「そう。」


口にするとよけい腹立つでしょ・・・


「だいたい分かった。」


はーって、ため息をつくと、雄ちゃんは


「どうせ、昔のことでも言ったんだろう。」


「分かるの?」


「あいつの性格とお前の反応見りゃ想像つくだろ。」


「あの話、ほんとなの?」


「それはわかんねー。俺、話聞いてねーもん。」


そりゃそうだ。


「あのね、大学時代につき合ってた・・・」


「ストップ!!!」


雄ちゃんは急にストップをかけた。


「その話は後で聞く。今言うな。」





とりあえずご飯ということで


雄ちゃんちの近くのレストランへ。


何か食欲無いけど・・・・


「ここは、パスタがうまいから、食べてみたら?」


雄ちゃんは、ミートソーススパゲティを頼んだ。


あたしは、和風きのこスパ。


待ってる間に雄ちゃんが言った。


「何で今日は川上と一緒に喫茶店なんか行ったんだ?」


あたしは、


5年生の子の事で相談があると言われたこと、


その内容が、どうもおかしいこと


話は変な方向に行ってしまったことを話した。


「そうか・・・」


そこで店員さんがお皿を運んできたので


「とにかく食べよう。」


ということで、何か食欲無いけど


味もよく分からずに食べた。


気分が滅入ってなければ美味しかったのかもしれないけど・・・・





「さ、帰ろうか。」


帰ろうかって・・・


聞いてくれるんじゃなかったの?


もういいけど・・・ってぷーってしてたら、


雄ちゃんちに連れてかれた。


「さあ、ゆっくり聞いてあげようじゃないの。」


雄ちゃんは、


「やけ酒もいる?」


なんて、あたしの好きなイチゴのチューハイを


冷蔵庫から出してきた。


「まあ飲みなよ。」


って、パカッとプルタブを開けてあたしに渡すと


自分もチューハイを飲み始めた。


何気なく二口ほど飲んで、


しまった・・・


雄ちゃんはあたしを見てニヤッ。


う、確信犯・・・



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