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秋の嵐③

祭りから一夜明けて


学校では子どもたちはお疲れモード


家に帰ったのが日が変わってからという子もいて


学校はシーンとしている。





「元気ないなぁ」


音楽の授業にならず


しょうがない、今日はプリントでもしますか。


あたしは・・・というと、昨日の熱気が


まだ覚めやらず?元気いっぱい。






テンションが下がりきらず変な興奮状態。


「おいおい・・・元気出せよーーー!!!」


雄ちゃんも元気にテンション低い子に活を入れるけど


反応はいまいち・・・・





「全然勉強にならねーよ・・・」


職員室でぼやく雄ちゃん。














「次は音楽だけど、多分反応悪いぞ。よろしく。」


「了解!」


元気なあたし達の横で、じとっとこっちをみたのが


川上先生・・・


「先生達が元気を吸い取ってるんじゃないですか?」


なんて言う。


う・・・やな感じ。でも負けないもん。


「そんな訳ないでーす!」


無理に笑顔を作って明るく返事して


あたしは音楽室へ行った。



雄ちゃんのクラスの子は


何となくしんどそう。


「昨日何時に帰った?」


あたしの問いに


9時10時なんてざら。


小学生が夜遊びはいけません・・・


今日は鑑賞にしよう。





「先生、実はちょっと困ったことが・・・」


昼休み、川上先生があたしを呼び止めた。


「うちのクラスの女の子なんですが


ちょっともめてて、どうしたらいいか


あたし困ってるんです。


先生、放課後相談に乗ってもらえませんか?」


何であたし?


って思ったけど、


断る理由はない。


「いいよ。」


聞くぐらい聞いてあげますよ。





今日は職員会議があって


結局相談が始まったのは


5時すぎてから。


「お茶でも飲みに行きませんか。


学校では話にくいんです。」


そう言われたら仕方ない。


近所にあるムッシュという喫茶店に


一緒に行くことになった。



ココアとケーキを頼んで


「で、どうしたの?」


と聞くと、


「クラスの子の事なんですけど・・」


じっとあたしを見て続ける。


「好きな子が居るんだけど


その子は別の子が好きで


いつもイライラするって子がいるんですけど


どうしたらいいですか?」


はぁ?


「誰のことなの?」


川上先生は言わない。


「言わないでって言われてますから」


そう言って


「その子にどう言えばいいか


アドバイスして欲しいんですけど。」





も、もしかしてそれって・・・



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