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デート①

今日は土曜日。


運動会も終わったし


音楽会はまだだし、


ゆっくり休める週末。


「どっか行きたい所ある?」


って雄ちゃんが聞くから、あたしは迷わず


「遊園地!!!」


「じゃ、行くか。」


ということで、あたし達は遊園地に行った。





じつは、昨日たくさん買い物して


早起きしてお弁当作ったんだ


おにぎり作って、卵焼き作って


ソーセージでタコさんも作って


唐揚げにエビフライにサラダに


ハムでお花も作って


きゅうりに、プチトマトに


梨とバナナとパイナップル。


お茶とお菓子だって持ってきたもんね。





「お前 なに 大荷物持ってんの?


旅行にでも行くみたいじゃん・・・」


雄ちゃんはびっくりして言った。


「連れてってくれてもいいよ~」


って笑いながら、車に荷物を積んだ。


「じゃ、行くぞー。」





遊園地に着くと


週末だというのに人が少ない。


「やったー。あまり待たなくてすむ。ラッキー」


遊園地の乗り物が大好きなあたしは


フリーパスを買って


乗り物に何回も乗るのがすき。


「早く!」


雄ちゃんを引っ張って園内に入った。


園内をぐるっと回れる乗り物は


動物の形になっている。


二人乗りなので嬉しい。


「こんなん乗るの久しぶりだな。」


雄ちゃんは懐かしそう。


10分くらいで一周すると、


「次の乗り物行こう!」


と、隣のアトラクションへ。


今度は3Dの眼鏡をかけて


敵と戦いながらゴールを目指すやつ。


乗り物に乗って光線銃みたいなやつで


やっつけるんだそうだ。


二人で背中合わせになって打つ。


うわぁーって目の前に飛び出してくるから


結構迫力あった。


面白かった。





次は、スカイサイクル。


これ、細い道の上を


横に2台つながった自転車で


こいでいくんだけど、


どっちがこいでも進むようになっている。


あたしは内側に乗った。


地上10メートル。


結構恐い。


最初はゆっくりこいでみた。


あ、大丈夫そう。雄ちゃんと顔を見合わせて


「よし、行くか!」


ってすっ飛ばし始めた。ところが・・・


「ちょ、ちょっとまて、・・・」


カーブを曲がるところで雄ちゃんが待ったをかけた。


「どうしたん?」


「ゆっくり行こう、ゆっくり・・・」


ほほう・・・カーブの所は恐いわけか・・・・ふふふふふ・・・


「こら!!!待てって言っただろ!!!」


しーらないよーん!


ゴールに着くと雄ちゃんは


「このやろーーーーー」


って両手であたしのほっぺグリグリ。


「雄ちゃん恐かったのー?ふふふふふ・・・」


って笑ってると、


「じゃ、もっかい乗るぞ。今度はお前が外側な。」


ということで、もう一回。


雄ちゃん男なのに恐かったんだ・・・


って思ったら・・・・


これが・・・・


めちゃくちゃ恐かった。


落ちるかと思った。


足下、レール見えへんし。


カーブは死ぬほど恐かった。


雄ちゃんカーブもすいすいこぐし。


「きゃー、やめて!止めて!お願い!」


「さっき止めてくれたっけ???」


「あたしが悪うございましたーーーーー!」


「分かればよろしい」


雄ちゃんはスピードを緩めてくれた。


内側と外側がこんなに違うとは・・・


一周済んでも、足がかたかた・・・


「ほれ早く降りろ」


雄ちゃんが手を引っ張ってくれて


やっと降りられた。


そして、座り込んでしまった。


「な、恐いだろ?」


雄ちゃんもしゃがんで、


あたしの顔をのぞき込みながら言った。


「うん・・・メッチャ恐かった。」


「ちょっと待ってろ」


雄ちゃんはあたしの好きな


甘いココアを買ってきてくれた。


「さ、これ飲んだら、観覧車行こうか」


あたしは、遊園地の中で観覧車だけは


どんなときも乗るくらい大好き。


ここの観覧車は一周するのに15分かかるらしい。


上の方からは海も見えるそうだ。





観覧車に乗ると、


だんだん世界が小さくなっていった。


「おもちゃみたいに見えるねぇ」


「そうだな。」


人も車もまるでミニチュアみたい。


やがて、海が見えてきた。


海水に日光が反射してキラキラしてる。


「うわぁー綺麗・・・」


なんだかうっとり。


「ねえ、あれ見て。とっても綺麗だね。」


って雄ちゃんを見ると、


雄ちゃん全然外見てない。


「お前見てる方が面白い・・・」


何言ってんの?っていう顔してたら


「チャンス!」


って、突然あたしの手首をつかむと


ぐいって引き寄せてCYU !


あたしはちょっぴり赤くなって


また外を眺めた。


こんどはどんどん人も車もでっかくなっていく。


観覧車から降りると


「そろそろお昼にするか?もう少しすると


どこも混み出すし・・・」


と雄ちゃんが言う。


「そうしよう!!!」


めちゃくちゃ元気に答えたあたし。


だって・・・・


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