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スタート②

学校では相変わらずなので


雄ちゃん先生から雄ちゃんに変わったことが


なかなか実感できない。





今日も雄ちゃん先生・・・いや雄ちゃんは


運動場で元気に子どもたちと走ってる。


雄ちゃんの好きな体育の時間に


5年生とトラックを全力疾走。


1周目。 ぶっちぎり。


2周目。あ、ばてた。


大喜びの5年生。


くっそー、って口惜しがる雄ちゃん。





学校から帰って、晩ご飯の用意をしていると


雄ちゃんから電話がかかってきた。


「今、お前んちの前にいるんだけど


今から1時間くらいデートしない?」


あわてて外に出ると


「行きたいとこあるんだ。付き合えよ。」





行った先はスポーツクラブ。


えー、あたし運動苦手なんだけど・・・


躊躇するあたしに


「いいからいいから。」


って、よくないよーーーー


雄ちゃんは


「これやってみな。」


ってウォーキングマシンのところに連れて行った。


てくてくてくてく・・・・


ん?気持ちいいかも・・・


雄ちゃんはというと


ひたすら真剣な顔して走ってる。


さては、今日のリベンジか?





かれこれ雄ちゃんは一時間近く走っていた。


あたしは初めてみる器械に


興味津々でいろいろやってみた。


・・・面白いぞ・・・・





「つきあわせてごめんな。」


雄ちゃんは言った。


「でも、面白かっただろ?」


「うん!もしかして体育のリベンジ?」


「見てたのか?」


びっくりして雄ちゃんはあたしを見る。


へへへって笑うあたし。


「次は絶対負けねーからな!」


って、雄ちゃんは笑った。






「腹減ったな。なんか食べに行こうか。」


「何でもよかったら、晩ご飯作りかけてたから


食べにくる?」


「やったー!じゃ、行く!」


うれしそうに言う雄ちゃん。なんか幸せ・・・





あたしが作りかけてたのは


お味噌汁とからあげ。


きゅうりとキャベツを切って


から揚げをあげてると、


「おいしそー」


って雄ちゃんがのぞきに来た。


一緒にお皿やお茶碗並べてると


なんか新婚さんみたい・・・


そう思うと一人で赤くなってしまった。


そしたら雄ちゃん


「何照れてんの?おれまだ何もしてねーのに」


って、ほっぺつんつん。


なんか胸がドキドキしてきた。


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