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元カノ②

何となく暗ーい気分で帰宅。


何となく雄ちゃんに電話してみた。


直接聞いてみるのが一番早いから。


「雄ちゃん?今時間いい?」


「いや、後でかけ直す。」


「ちょっと待って!今、一人?」


「・・・・・・・・・・・・・・・・・いや。」


「さっき学校に来た人?」


「ああ。」


「雄ちゃんの彼女だったの?」


「だから後で、かけ直すって。じゃあな。」





否定しないって事はそういうことなのね・・・


で、元カノとどこで何をしてる・・・?


悔しいからケータイの電源切った。


だって・・・


今さら元彼に何の用事がある?


雄ちゃんも雄ちゃんよ!


あたしとつき合ってるのに


あたしの目の前で元カノと消えること無いでしょ!


信じられない!





一人でいると こうやって


どんどんどつぼにはまっていく。


考えれば考えるほど腹立つし。


こういうとき普通の人ってどうするんだろう?


やけ酒?


あたしやったこと無いんだけど・・・


よし!この機会に初体験。


冷蔵庫からチューハイと


おつまみになりそうな物出してきて


プシュッ!


一本飲むのって結構大変。


あたしあまり強くないんだった・・・





・・・空しい・・・


あたしは何をやってるんだろう・・・


もういいや、寝よ・・・


ちょっとふらふらしながら


着替えて寝ることにした。


もう11時。おやすみなさいー。


そしたらピーンポーン。


知るか!こんな時間に。


無視してたらまたピーンポーーン。


うるさいよ!


またまたピーンポーーン。


しばらく鳴ってたけど


ほっといたらそのうち音はしなくなった。





ん?酔った頭でふと思った。雄ちゃんか?


そーっとドアを開けてみた。


誰もいない・・・と思ったら


ドアがぐいっと引っ張られた。


「わー!!!」


「うるせーよ。夜中に。入るぞ。」


雄ちゃんは中に入ってドアを閉めた。


そして、


「何でケータイ切ってんだよ。」


「なんで元カノとデートしてんのよ!」


「デートじゃねーし。」


「バカッ!」


あたしは雄ちゃんに腹が立った。


「じゃ、なんなのよ!


二人でどこ行ってたのよ!」


「そんなこといちいち聞くな!」


「じゃぁ聞かない!何しに来たのよ!


帰って!


あの人と一緒にいればいいんでしょ!」


「何言ってんだよ・・・


酔ってんだろ・・・一人で飲んでたのか?」


「雄ちゃんはあの人と飲んでくれば!


雄ちゃんのバカ!」


って、あたしは泣き崩れた。


酔ってるせいか感情の歯止めが利かない。


泣きじゃくってるあたしの肩に


雄ちゃんはそっと手を置いた。


「さわんないでよ!」


あたしが雄ちゃんの手を振り払うと


「いい加減にしろ!」


と、その手を雄ちゃんに掴まれた。



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