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あらすじ

子供時代


 エウラフィールが植民地になってから200年が経過した。

 エウラフィールから飛空艇で、両親に連れられ幼い少女、氷宇・S・愛実花は旅立つ。愛実花の首には、赤いルビーのような宝石が付いたペンダントがあった。

 愛実花の父親はダムズデッドに、資源惑星で鉱山技師として働かされていたが、過労で死んでしまう。

 18歳になった愛実花は、反乱軍に入隊する。




顕現


 反乱軍に入隊した愛実花は、この惑星を支配しているダムズデッドの司令官に戦いを挑むも、負けて、嬲られる。(ダムズデッドは金属生命体、有機生命体には容赦がない)

 そして愛実花のペンダントに血が飛び散った。

 ペンダントから、凄まじいゼファレスのオーラが迸り、赤き輝きの光の柱が立ち昇る。

 氷宇亮仁が、ゼファレス生命体となり顕現する。氷宇亮仁の魂というべき、意識、自我はモディナータに取り込まれていた。(氷宇一族は200年間、毎日、モディナータにゼファレスを注いでいた)

 顕現した氷宇亮仁は、この資源惑星を支配しているダムズデッドの司令官が、エウラフィール侵攻時の総大将だったことを思い出し、激高する。

 そしてダムズデッドの司令官を、圧倒的な力で倒す。

 反乱軍は去り際、監禁されていたガフムッド(キョウシュウキ Rの主人公)を見つける。

 ガフムッドは、あれから方々で暴れまわり、ダムズデッドに捕獲され、改造されていた。

(ダムズデッドは、ガフムッドのことをグルバニオムには秘密にしていた)

 救出されたガフムッドは、愛実花たち反乱軍に加わる。




メラスペッツ防衛戦


 愛実花たち反乱軍は、午留威完(キョウシュウキ B、Mに登場)を指揮官としたグルバニオムの軍勢、(ゼファレス人工生命体、ゼファレオクスの戦士団)に攻められている惑星メラスペッツを、女神の依頼で転移して防衛することとなる。

 ガフムッド、同胞と戦うことに悲しみを感じながら戦う。

 氷宇亮仁vs午留威完の再戦。午留威完は負けて逃げる。

 戦いが終了すると、氷宇亮仁は爽涼真棱の子孫と知り合って、様々な創成術を教えられる。

 そして、爽涼真棱の子孫たち、さらにメラスペッツの軍勢が、反乱軍に加わる。




エウラフィール解放戦


 メラスペッツの軍勢を味方にした愛実花たち反乱軍は、エウラフィールを解放するためにダムズデッド軍と戦う。

戦いの終盤、ダムズデッドの神僚が来襲するが、氷宇亮仁が倒す。

そしてエウラフィールは自由を取り戻す。

エウラフィールのハンターたちなどが反乱軍に加わる。



ゾルタリウス帝国急襲


 愛実花たちはエウラーン人から、地球から地球人がいなくなった、ゾルタリウスに殲滅された可能性があることを知らされる。

 氷宇亮仁や、メラスペッツ、エウラフィールの地球人をルーツに持つ者たちは、ゾルタリウスへの復讐戦に燃える。

 ガフムッドは同胞の解放をしたかったが、さすがに殲滅と支配とでは比べ物にならないと、氷宇亮仁たちの復讐戦に協力する。

 女神の力で転移ゲートをひらき、惑星ゾルタリウスへを急襲する。

 反乱軍は陽動のため散り散りになり、主だったものたちは首都を攻撃、広大な帝城前広場(キョウシュウキ L の5章1話、新年の宴に登場したネディフの世界の本物版)で、帝城を守護する、ゼファレス人工生命体たちと激戦を繰り広げる。

 さらに選帝皇家の者たちや、ゾルタリウスの新たな神僚とも激戦を繰り広げる。

 そしてゾルタリウス皇帝に憑依している、ベクシュトスも参戦する。

 愛実花たちは、選帝侯家のものたちも倒し、さらに氷宇亮仁がベクシュトスを倒す。

 愛実花たちは、巨大な帝城に侵入し、ベクシュトスや地球侵攻についての情報(大災厄)を得る。

 そしてゾルタリウスが保管する二つのデムグスフォートの源片の一つを奪って、エウラフィールに戻る。(地球人がメフュードゥ・セファで生きているとわかったため、退いた)





転移横やり事件


 エウラフィールに戻ると、女神から女神やベクシュトスについて知らされる。

 彼らははこの世界の主たるデムグスフォートの高弟で、デムグスフォートが邪神を倒したとき、邪神のゼファレスをデムグスフォートのゼファレスの根源へと封じる手伝いをし、さらにデムグスフォートのゼファレスの根源を外部から干渉できぬようにし、干渉するためには8つ(数は未定)の源片を必要とし、彼女たちはその源片の保管を一つづつ任されたのだった。

 そして彼らは悠久の時を生きる、ゼファレス生命体となる。

 ベクシュトスの年齢はそのとき、わずか10歳。ベクシュトスは悠久の時をずっと子供のままだった。ベクシュトスの心は10歳で止まってしまっていた。


 さらに女神は、デムグスフォートのゼファレスの根源は弱っていないと言う。

 ベクシュトスはゾルタリウスをだましていると、女神は言う。

 さらにベクシュトスは兄弟子たる2人を消滅させて、源片を奪って、どこかに隠しているいるという。

 自分たちは氷宇亮仁と同じゼファレス生命体。倒すには自我が宿るコアを破壊しなくてはいけないと教えられる。だがベクシュトスのコアはどこにあるのか、わからないという。


 そして、次はガフムッドの同胞を解放するということになる。

 愛実花たちは、ガフムッドから話を聞き、ベクシファークを制御している装置があるだろうと推測する。

 そして転移ゲートを開く。ガフムッドが真っ先にゲートに入り、反乱軍の主だった者が続く。

 だがベクシュトスの横やりにより、ゲートは別の惑星に開き、氷宇亮仁が入る前に閉じてしまう。

 開いた先では、ゲムグファントの魔獣軍団が待ち構えていた。

 必死に戦うガフムッドたち。

 女神の力で氷宇亮仁は転移するが、ガフムッドは瀕死の重傷を負っていた。

 そしてガフムッドは、ベクシファークを氷宇亮仁に託し、故郷の解放を依頼すると息絶える。

 意気消沈して、エウラフィールに戻る反乱軍たち。


 そしてベクシュトスが、エウラフィールに来襲した。




氷宇亮仁vsベクシュトス


 ベクシュトスは、先程、ゾルタリウスで、氷宇亮仁とのタイマン勝負に負けたため、プライドが許さずに再戦を挑みにきたのだった。

 転移に横やりを入れたのも、腹の虫が収まらなかったためだった。ゾルタリウスでのことを、すぐにやり返したくて我慢ができなかった。

 ベクシュトスはキレて、いかにムカついたか氷宇亮仁に語る。

 ベクシュトスの話し方や、感情を制御できないところを見て、氷宇亮仁は女神の言うとおり、ベクシュトスが子供のままだと思う。

 タイマン勝負をしたいベクシュトスは、邪魔が入らないように、氷宇亮仁を遠く離れた銀河の宇宙空間へと誘う。

 知的生命体がいない銀河で、氷宇亮仁とベクシュトスは激戦を繰り広げる。

 ダムズデッドの依り代を使ったベクシュトスは強かった。だが、ゼファレスで氷宇亮仁にわめきながら攻撃をするベクシュトスを見て、氷宇亮仁もゼファレスで語り掛ける。


「お前、やはりガキだな」


 氷宇亮仁が言うと、ベクシュトスは笑って答える。


「僕が子供だとよくわかったな」

「お前は詐欺師だ。デムグスフォートの源片は弱ってない」

「詐欺師、呼ばわりはムカつくな。だが、お前の言うとおりさ。僕は師匠のゼファレスの根源に封印されている邪神のゼファレスを解き放ち、それを利用して扉を開けて故郷に帰るんだ」


 さらに氷宇亮仁の罵りを、笑って肯定するベクシュトス。


「お前は、郷愁に囚われ、凶集に走ったクズ野郎だ」

「お前たちみたいな微生物(仮)をどう使おうと、神たる僕の勝手だろ」


 激高する氷宇亮仁、だがそれでもベクシュトスには敵わない。


 だが氷宇亮仁は、爽涼真棱の子孫から教えてもらった創成術で攻撃をする。

 太陽ほどもある超巨大な2つの極限まで圧縮された中性子星を創成し、衝突させてブラックホールを形成し、その崩壊エネルギーを持って、完全にベクシュトスを消し飛ばす。(さらに星々も幾つも消し飛んだ)(この創成術は書籍版、前日譚に記述)


 ベクシュトスの消滅を確認した氷宇亮仁は、エウラフィールに戻ろうとするが、突如すさまじいゼファレスが迸り、ベクシュトスが再び姿を現す。

 だがベクシュトスの姿は、先ほどとは違っていた。

 頭だけでなく、肩からも角が生え、背中から生えている角は肋骨のように体の前面に回っている。そして顔は地球人とは似てもにつかないが、あきらかに幼い少年と分かる顔立ちだった。そして右腕が無かった。

 ベクシュトスは自身の世界に保存していた、自身の体を出してきた。

 ベクシュトスから迸るゼファレスのオーラは、今の氷宇亮仁の全力を遥かに圧倒していた。

 そして氷宇亮仁は完膚なきまでに叩きのめされる。

 ベクシュトスは余裕をかまして、先程の中性子星の攻撃を、もう一度撃ってこいという。

 氷宇亮仁は撃つ。

 だが、ベクシュトスはわずかに傷ついただけで、耐えた。

 どうすれば勝てるか分からなくなった氷宇亮仁は、ガフムッドより託されたベクシファークを出す。

 氷宇亮仁の強大なゼファレスを吸収して、みるみる大きくなるベクシファークの剣。

 それを見てベクシュトスは馬鹿笑いをする。


「グルバニオムが作った武器なんかで、僕をどうこうできるわけないだろ」


 だが、氷宇亮仁にはこれに頼るしかなかった。

 さらにゼファレスを込めていく。

 するとベクシファークが崩壊を始めた。


「たかがグルバニオムが作った武器が、お前や僕のゼファレスに耐えられるわけないだろ。お前、頭悪いな」


 腹を抱えて笑うベクシュトス。

 氷宇亮仁はやぶれかぶれになり、崩壊を始めているベクシファークを振るう。

 ベクシュトスにあたると、ベクシファークは粉々に砕け散った。

 再び大笑いするベクシュトス

 だが突如苦しみだす。

 そしてベクシュトスの体からゼファレスが噴き出す

 ベクシュトスの体が、自身から噴き出すゼファレスの影響で消し飛び始める。

 何が起きたかわからない氷宇亮仁は、この光景を呆然と見ている。

 ベクシュトス、無い右腕を見る。


「グルバニオム、謀ったな!」


 そう叫んで、ベクシュトスは消えていった。


「何だったんだ? まるでラグナロク(Ragnarok)だな。だが、ベクシュトスの郷愁と凶集も、これでフィナーレ(Finale)だな」


 氷宇亮仁は呟く。

 そのとき、世界を崩壊させるほどのゼファレスが、ベクシュトスの消えた地点から湧き出し始めていた。


 女神が現れ、告げる。このままでは、生命はどうなるかわからないと。

 ベクシュトスは、天文学的な量の魔骨石を、自身の世界に保管していた。

 ベクシュトスが消滅したため、彼の世界は縮小を始めていた。完全に縮小し、彼の世界が消滅した時、この世界に彼が消滅した場所から、彼の世界からゼファレスが解き放たれると。

 物質は圧縮され、最後はゼファレスへと還元されるのだった。

 そして、そのあまりにも強大なゼファレスにさらされた生命は耐えきれず、多くの銀河で生命が死に絶え、耐えられたとしても何が起きるか分からないという。

 そして女神は、氷宇亮仁に師であるデムグスフォートが行った、邪神のゼファレス封印と同じ方法を教える。

 氷宇亮仁は悩むも、ベクシュトスの世界から溢れだしているゼファレスを、封印することにする。

 ベクシュトスの世界から溢れだしているゼファレスは、氷宇亮仁のゼファレスの根源に封印された。

 そして氷宇亮仁は力の大半を失った。

 

 氷宇亮仁の世界では、封印の衝撃で天文学的なゼファレスが拡散し、氷宇の世界は無限に膨張を始め、多くの物質が自然に形成された。遥か悠久の未来、氷宇の世界に星が生まれるであろう。だがそれは、後の話にするとしよう。


 氷宇亮仁は封印を完了すると、エウラフィールへと戻った。


 そして、400年の月日が経った。

 ベクシュトスを頂点とする同盟は散壊した。

ベクシュトスは消滅し、同盟は散懐しました。真田界斗たちは、そんな中、地球に戻ります。


ゾルタリウス、グルバニオム、ダムズデッド、ゲムグファント、数多の惑星文明で構成されるベクシュトス同盟の5大強国は健在です。(残りの1国は未登場です。今後に登場させる予定です。もしかしたら、名前だけで済ますかもしれません)

そしてベクシュトスを崇拝していたミネタリーエ、クラリティーナの兄二人や、ネディフの息子二人。さらに午留威完。

様々な者の思惑が絡み合って(予定)、次のシリーズが進行します。


このキョウシュウキシリーズ、各作品が未完成のため、このような短いあらすじで失礼します。


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