イルミネーションのような恋をした
藤乃澄乃さん主催の冬のキラキラ恋彩企画参加作品です。
わたしたちの関係はまるでイルミネーションのようだ。
そう思うことがたまにある。
イルミネーションのコード。
それだけでイルミネーションは出来上がらない。
中を通る電気があってこそだ。
互いに支え合い、幸福を届けている。
イルミネーションの如く、わたしたちは支え合い、愛し合っている。
たまにケンカをしてしまうこともある。
だが、そんな時、どちらかが寄り添えるようになれるといいな。
わたしたちが幸福を届けている人はごく少数に限られる。
親、友達、その程度ではないか。
だが、そんな時、協力して幸福を周りに届けていけるといいな。
イルミネーション。
それはわたしたちのようであり、かつ目標でもある。