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第七話 初の強敵

コケコッコー!

今度こそ朝が来た!

どうにか無事に朝を迎えられたようだ、床で寝たせいか身体が痛いがまぁ我慢しよう。

今日の目標は自分のLvをあげることだ!

ということで町の外へ出てモンスターを倒す。

ここらへんに出るモンスターはフライバット、スライム、スケルトンたまにスケルトンナイトが出没する。つまりはだいたい雑魚、今の自分にはうってつけだ!

(しかし自分がLvをあげることになるなんて思わなかった)

Lvは基本的に戦闘で上がるが、戦うような職業に着いてない人は基本的に「一」だ理由は簡単で戦えるようなスキルを持っていない限りLvをあげてもたいして強くならないのだ、戦闘向けのスキルを持っていたとしても戦う義務はない。つまり危険に身を置きたくない人はLvをあげなくても十分暮らしていける。



パンッ!パンッ! 乾いた銃声が響く

銃でだいたいの敵は一撃で倒すことが出来たので僕は少し戦闘に自信がついた、Lvも2に上がったLvが上がったため新しいスキルに目覚めた。


【スキル:速射、使用すると10分間銃を撃つ速度が普段の1.5倍になる。】

なかなか強い、

【スキル:突き、ナイフによる鋭い突きの一撃、威力は通常の2倍】

当たったら強いな。

ちなみに銃は魔力を弾にして撃つのでずっとは使えない今の所、自分の魔力は少し増えたが16節約すれば百発は撃てる魔力が切れたとしてもナイフには魔力を使わない技が多いらしいので大丈夫だろう。

「僕って魔力以外と高い方なんだな~」

そしてLvが上がったことに喜んでいると嫌なものが見えた、

スケルトンナイトだ……せめてあと1回レベルアップしてから来て欲しかった。

スケルトンナイトがこちらを向き剣を構えた、どうやら戦わざるを得ないようだ。

僕は拳銃を二丁構えた。


VSスケルトンナイト


スケルトンナイトが剣で斬りかかってくるより先に僕は奴の身体に弾を当てるが少しヒビが入っただけで奴は止まらない。

そして僕が後ろにジャンプで下がると同時に目の前を剣が掠めた!

「危なかった……」一瞬でも下がるのを迷ってたら死んでただろう、今度も同じ場所を狙ったがあと4発は当てないとその部位は割れそうになかった。

しかし予想以上にスケルトンナイトに近づかれてしまった!

スケルトンナイトが自分の懐に潜り込んできた僕に剣を振った。

間一髪で片方の銃で剣を防ぐことができたが、力負けしているのでこのままでは銃ごと背中を斬られて終わりだ。だが!

作戦通りになっている今、自分はスケルトンナイトの懐に姿勢を低くして潜り込んでいる!

「そこだッ!」

【スキル:速射】を使い、先程から狙っていた部位……脊髄に4発銃弾を叩き込んだ!

思惑通りスケルトンナイトの上半身と下半身が分離した。

背骨を叩き割ってやったんだから当然だ。しかしこれで倒した訳では無い、スケルトン系のモンスターは心臓の当たりに持っている核を割らなければ倒せない。

地面に倒れ伏したスケルトンナイトの上半身にのしかかり、

「セイッ!」

【スキル:突き】を使い何とか核を叩き割った。

スケルトンナイトの骨は消え、核と奴が使っていた剣が残された。無論両方持ち帰る、そこそこの値段で買い取ってもらえるはずだ!

スケルトンナイトを倒したおかげかLvは4に上がっただがそれを確認するより町へ一度帰るのが先だ。

僕は帰り道を急いだ。



ようやく描きたかったバトルシーンが書けました。

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