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第四話 怨嗟の炎

ちょっと投稿遅れます。すいません

「ん?なんだこのスキル?」

アルスはその見覚えのないスキルを草原で見つめていた

「感情具現化……こんなスキル持ってなかったはずだが。」


【スキル・感情具現化、所持者の強い感情を新しいスキルとして使用することが出来る】


「へぇ……面白そうだな」

アルスが呟くとモンスターが目の前に立ち塞がった!

「キーキー!」

「こいつはフライバット!コウモリのモンスターか……」

アルスは家から持ってきたナイフを構えた。

「あのさぁ……今俺めちゃくちゃムカついてるんだよね」

「昼間っからうるさいコウモリ型のモンスターがででんじゃねーよ!」

アルスがそう呟きナイフで突きを繰り出すと、アルスがナイフを持つ右腕が黒い炎に包まれた!

「ギヤーーーーーーーー」

フライバットは燃え盛るナイフの一突きで一瞬で黒焦げになってしまった。

「これが新しいスキルの効果か?」


【スキル・怨嗟の炎、怨みや苛立ち、復讐の思いを秘めた炎を使うことが出来る、炎は対象への感情が強いほど温度が上がり、焼き尽くす。】


「また新しいスキルが解放された……なるほど自分の感情に応じたスキルが使えるのか!」

思ったより強そうなスキルに僕は内心ほくそ笑んでいた。

「うぐっ!?」

その時、僕は体の中が焼けるような感覚に襲われた。

(この痛みはトウゴの無残な姿を見た時の痛み?)

「強い力には…代償があるって……ことか」

正直、このスキルを使った代償の痛みは内臓がえぐられるような苦しみが襲って来るのであまり使いたくはない……

しかし今ここで立ち止まっていては日が暮れるまでに目的地にたどり着くことが出来ない。

「ガンバレ自分!こんな痛みに耐えられないようじゃ勇者への復讐なんて無理だぞ!」

そんな言葉で自分を鼓舞しながら隣町へと急いだ。




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