表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/4

チュートリアル3~不安

お久しぶりです。

お仕事が忙しく全然書けていませんでした。

週1投稿以上をめざし投稿再開致します

「ふぅ。戦闘終了っと。皆〜どうだった?」


【玉ねぎオニオン】

いや、ついさっき覗きに来たけど……なんなん?AWLってこんなゲームだったか?間違えてスカイレースオンラインでもやってんの?

【柴犬】

流石に剣に乗って高速飛行しながらスライム串刺しはwww

【裸足の腱】

AWLで別ゲーやるなしwww


「うん。皆が驚いてくれて何よりだよ。幸いなことに僕の持ってるスキルはMP消費しないものばかりだし色んな技を見せれそうだ。職業の能力もかなり使えるしね」


【めろんメロン】

技言うなww

言葉の選び方といいわざとだろww

それと職業の能力詳細はよ

【山の案山子】

初見です。

なんでそんな強力なスキルがMP消費ないんですか?

【柴犬】

@山の案山子

いい質問だ。

これはスキルの種類によるものだな。

スキルの種類は二つに分類される。

超能力系と魔力系だ。

魔力系は❛水魔法❜とか❛剣術❜とかね。

スキルレベルが上がると❝アーツ❞を覚える。そして、❝アーツ❞の使用に魔力…つまりMPを消費して使用することが可能。魔力系は使用時にアシストを受けるためスムーズに体を動かせたり、魔法を自在に操れるって訳さ。


「なるほど。柴犬さんありがとう。ってことは逆に超能力系はMPを消費しない代わりにアシストが受けられないんだね。」


【柴犬】

まぁ、そういうこと。

超能力系で使えるスキルは❛直感❜とか❛感知❜とかあそこに何かいるな〜あるな〜とかの気づき系とか、直接身体に作用される❛筋力増強❜とか❛鷹の目❜とかの強化系だ。ただし、強化系は元のステータスよりハッキリと分かるほどに強くなるため、使用しすぎると体が壊れるなんてこともある。

【ハウ@配信主様推し】

@柴犬

あ、聞いたことある。

戦闘中に視力強化しすぎて失明した人の話〜

もちろんゲーム内でだよ?

【玉ねぎオニオン】

うわぁ。そんなん怖すぎて使用躊躇うわ


「なるほど。じゃあ、僕が使ってる念動力とかは脳への負担が大きいってことね。処理限界超えて使用しすぎたら……」


【私は紙】

擬似的にだけど脳が焼ききれる感覚に苛まれるとか?www

【めろんメロン】

@私は紙

お前笑ってそれ言えるとかサイコパスか?

【椎名@配信主様推し】

果たして擬似的で済まされるのかすら怪しいわね

【キャロン@配信主様推し】

えええ!?

やだよ!!配信主様もうやめよ?

【シア@配信主様推し】

@キャロン@配信主様推し

落ち着きなさい。

こればかりは配信主様を信じるしかないわ

それとも貴方は信じられないと?

【柴犬】

おっと、自称情報係の俺さえもその考えには至らなかった。だが事実だとしてもそんな危険な検証はできんな……質問も回答不可だとよ。AWL大丈夫なのか?


リエルのコメント欄が一気に加速する。そのコメントのほとんどがAWLに対しての不安や疑念というものだった。


(まずいな。僕の配信でAWLにヘイトを向けてしまうとは……。色んな配信を見てきた経験上、AWLの運営さんは他のゲームの運営よりずば抜けて優秀。対策をしていないわけが無い……。ならば!!)


「おーいみんなー!!そんなこと言っても何も解決にはならないと思わないか!?もしかしたらゲームの仕様も相まって運営さん達も回答不可という返答をした可能性もある」


(ならば!!!!)


「ならば、僕が検証して見せようじゃないか!!」


閲覧者に不安がよぎる中、誰もが知りたいはずのAWLの安全性。

閲覧者の中にはAWLを実際にプレイしてるものが大半であり、当然その全てが安全にプレイしたいと思うのが普通である。

配信主リエルにとっては博打の決断ではあった。

だが、それよりも……


(僕の配信でみんなを不安にさせたくない!いつでも楽しませれる配信を目指すのが配信主の一番の願いなんだから!!)


その強い意思が配信主リエルに火をつけたのだ。

彼はどう転ぼうと自分の決めた道を進むであろう。


現在、閲覧数。

24303名。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ