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異世界訪問は突然に  作者: 矢吹さやか
第1章
18/39

#017 日本への帰還。そして……。

 村が見えなくなるまで馬車が進んだころ、美里が口を開いた。


「どうやって帰るんですか?やはり『回廊結界』経由ですか?」

「そうだ。そのルートでしか帰ることはできない。」


 この世界と元の世界を直接つなぐものはない。唯一、『回廊結界』だけが、その狭間にあって元の世界とつなげられる。


「元の森まで帰るんですか?」

「いや、そんなところまで行かなくても大丈夫だ。」


 帰りはとにかく『回廊結界』に入ればいいし、それは種類や場所を選ばなくてもよいらしい。しかも最寄りの結界がある場所は、事務局から座標が来るらしい。

 とりあえず人目に付くのもアレなので、村か離れて、目が届かない場所まで来て、馬車を止めた。

 雨は先ほどようやく上がったところだ。


「とりあえず馬車を返さないとな。ここに放置するわけにはいかない。」


 元々持ってきた自分の荷物だけは取り出すように言われた。

 何も使うことのなかったポシェットを持ち、悠希がすることを見ている。


 掌を地面に向けて、何かしら念じている。

 しばらくすると魔法陣が馬車を覆うように現れ、やがて馬車は消えてなくなった。

 正確には、強制的に『回廊結界』に放り込んで、そこで控えている担当職員が調達した元の世界に戻すのだと、後から聞いた。ちなみにその魔法陣で人間を送ることはできないのだそうだ。馬は送れるのに、何が基準になっているのだろうか。

 元々の補給物資も同じようにして送られたらしい。


「さて、後は私たちが帰るだけだ。」


 最寄りの『回廊結界』の地点まで、ここからは歩いて30分ほどのところらしい。

 二人はゆっくり歩き、その座標地点まで移動した。


「だいたいこの辺りだな。」

 何で確認しているのかはさっぱりわからないが、悠希はこの辺りに『回廊結界』があるのだという。


 少し注意深く周囲を見渡すと、何やらそれらしきものを見つけることができた。

「あ、歪みが見えます。」

 美里は元の世界で池の上に見たのと同じような空間の歪みであることを悠希に伝えた。


「美里はそういうのはよくわかるんだな。」

 悠希はその歪みが見にくいのだそうだ。座標がわかっているのであまり迷うことはないが、それでも正確な情報であっても、指標が少ない現地では少し手間取ることもあるそうだ。


 二人でその歪みに入る。

 違和感のある空間になり、『回廊結界』であることが伺えた。


「ここからはどうするんですか?」

「基本的には『印』を使用して、元の世界に戻るんだ。」


 戻るにしても、この『回廊結界』は日本のどこにつながっているのかわからない。

 だから単純に「出る」わけにはいかない。


「大学の私がいた部屋に魔方陣がある。そこに繋げる魔方陣を作って、それ経由で帰るってことだ。」


 あの部屋には、マーカーともいうべき魔方陣があるそうだ。

 そこに向かっていくということになる。

 逆に言えば、どこに行っていても、『回廊結界』にさえ入ることができたら、大学の部屋までは帰ることができるということになる。


「ほかの捜索官の方もみんなそこに行くわけじゃないですよね?」

 素朴な疑問である。

「もちろんだ。そんなことしたらしょっちゅう誰かがあの部屋の近辺で目撃されるだろうが。」

 まぁ、最も目撃されているのは悠希なんですけどね、と突っ込む。


「あの部屋は私専用だ。」

 それぞれの捜索官に、帰還場所があって、そこにつなぐための文殊が魔方陣には施されるらしい。

 ちなみにツーマンセルが基本の職場なので、どちらかの場所を指定することで、集合・解散を決めているらしい。


「でも私はその魔方陣の作り方を知りません。」

「もちろんだ。それを学ぶのが研修だからな。帰ったらしっかりと教えてもらえ。」


 魔方陣を描がいてから悠希が言った。


 捜索官の他の能力にもれず、その魔方陣も精神力を使って作成するらしい。

 悠希は少し汗をかいていた。


 では、行くぞ、と美里に魔方陣の上に行くように促す。

 悠希も続いて魔方陣に乗る。すると魔方陣は大きな光を出して二人を包み込んだ。


 眩しくて目を瞑ってしまった美里だが、周囲の明るさがなくなったことを感じて目を開けた。

 果たして、そこは今日の夕方訪れた『特別研究室』なる部屋だった。


 あ、大学の中なんだ……ここ。帰ってこれた……。

 なんだか今までの出来事が急に夢のように思えて、少し涙が出た。もちろん悠希には見せない。


「さて、まずは仕事の報告だ。」

 今から報告に行くという。


 美里はそもそも、何処に協会の支部があるのか分からない。

「それは、後のお楽しみだな。」

 ちょっといたずらっぽい顔で悠希が言った。


「今向こうに呼ばれるから、そのまま待っていろ。」

 すると、今戻ってきた魔方陣が強く光り出した。


 転移多すぎでしょ、便利なんだけど、横着者になったらどうしてくれるのかしら、と美里は諦め半分で一つため息を吐く。

 すぐに光はおさまってきて、部屋の風景が変わる。

 2日前に会った、藤堂が目の前にいた。


「片桐くん、北條くん、ご苦労だった。無事に戻ってきて何よりだ。」

 開口一番、藤堂は二人を労った。

「片桐、報告します。無事迷い人を発見、救出し、移送も完了しました。被害はなし、戦闘が一回ありました。」

「そうか、北條くんをきちんと守ってくれたようだね。」

「いえ、これも仕事の一つですから。それに北條は良くやったと思います。研修前にあれだけできたのはうれしい誤算でした。おかげで楽をすることができました。」

「そうか。何とか階段を一つ登れたか。北條くん、初めてなのによくやってくれたようだね。」

「いえ、夢中で何が何だかさっぱりわかりませんでした。今でも震えが止まりません。」


 あの戦闘を思い出すと、まだ怖かった、という感覚が出てくる。

 藤堂がいう階段と言うのは、対人戦闘の事なのだろう。


「うむ。それでいい。こんなものは心が慣れてしまってはいけない。恐れを抱きながらの方が生き残る率もあがる。」

 そう、藤堂はフォローしてくれた。

「ありがとうございます。」

 美里はおとなしく礼を言う。


「それにしても片桐くんが褒めるのは大変珍しいな。もしかして、片桐くんは北條くんが気に入ったのかな?」

 なんだか、藤堂はそういう方面に興味関心の高い人のようだ。前回の面接のときも、二人の子どもとか言っていたし。くっ付けたいのだろうか。


「いえ、気に入るとか、そういう話ではないと思うのですが。」

 悠希のことだから、てっきり貧相な女は嫌だ、とでもいうのかと思ったら、普通の答えだった。

 少し評価が変わったのだろうか。それならそれでそういえば良いのだが。


「まぁ、そういうことにしておこう。それでもパートナーとして及第点をつけてくれたのなら、いいだろう。」

 と、藤堂はこの話を打ち切った。


「いきなりの仕事で、面喰らったことも、納得できないことも、怖かったことも色々あるだろう。本当にご苦労だった。」

 再度労いの言葉をかけて藤堂に、美里は礼をする。


「さて、今回の報酬だが、向こうで過ごした時間、完了までの当初予定時間、途中のトラブル等勘案して、一人15万円となる。」


 じゅ、じゅうご万円〜〜!

 なんか多くないですか? でも命が懸かっているんだから寧ろ安いのかな?

 いやいやいや、2泊3日で15万円とか。

 日当5万円って、どこの高給取りなのよ。なんだか水商売みたい。

 でもそう言えば、追加補給を受けると、その分報酬から差っ引くと言っていたから、場合によったらなくなることもあるのか。

 貰える時に貰っとかないと大変なんだろうな。


 あまりの額に、軽くフリーズし、頭の中でいろいろなことが渦巻いている。


「ありがとうございます。」

 言葉を失っている美里を尻目に、悠希が当然とばかりに形式的な礼を言った。


「さて、今後のことだが……。」

 と藤堂が話題を変えた。


「前にも伝えた通り、北條くんには研修を受けてもらう。前後してしまったし、片桐くんが多少は教えただろうがな。」

 最初の面談で、確かに藤堂はそう言っていた。


「でも、私は学生ですし、講義もアルバイトもあります。そのような時間はないのですが……。」

「その点は心配しなくて良い。」


 心配しなくていいのは助かるけれど、どうして何だろうか。

「ときに北條くん。今日は何月何日の何時だと思うかい?」


 藤堂はよく分からない質問をしてくる。

 美里は異世界に行っていた時間を軽く計算し、悠希に呼び出された時間を考慮して、暗算をする。


「えーと、7月6日の午後4時位かと……。」

 確か7月3日の深夜、だいたい日付が変わるころだったはずだ。『瑞季』のバイトの後、お風呂に入っているところに悠希は突っ込んで来たのだから、それからの時間を考慮し、2日半ちょい位、向こうにいたことになるから。


「ははは、そういうと思ったよ。今はね、7月4日の午前12時40分位だ。」

「えーーーー!」


 驚いた。ほとんど時間が経っていない。

「ま、まさか……。担ごうとしてもだめですよ!さすがにそこまで耄碌しておりません。」


 美里はあり得ない発言をした藤堂を、自分のことをからかっているのだろうと、そう切り返した。

 すると先ほどよりも大声で笑いながら、藤堂は部屋の中にあるテレビをつけた。

 ちょうど夜のニュース番組の天気予報のコーナーになったところだった。


 女性キャスターが画面の向こうで、原稿を読み上げる。

「明日、7月4日のお天気は全国的に晴れ。暑い一日になるでしょう……。」

「ほ、本当に?」


 あり得ない展開に、美里は言葉を失う。


「最初は皆んな驚くよ。自分の体感時間とかなり喰い違うからね。」

 藤堂が言葉をなくした美里に話しかける。


 それでもまだ信じられない美里は、フリーズしたままである。

「まぁ、明日になれば嫌でもわかるよ。それから信じてくれても構わない。」


 新聞を見たり、学校に行ったりすれば、嫌でも現実を見ることになる、そういうことらしい。

「異世界での時間の流れと、ここのそれは大きく異なる。体感時間なんて当てにならない。長期の仕事になれば、それだけずれは大きくなる。だからここに戻って来る時に調整してるんだよ。」


 藤堂の話では、こちらに戻る魔方陣には、異世界での経過時間を一日当たり10分に換算し、こちら戻る際の座標設定にしているのだそうだ。座標って位置だけじゃなかったんだ。


 どこのオーバーテクノロジーか知らないけれど、時間の調整とか、物理法則はどうなっているのだろうか。


 追加の説明で、本当は元の時間に戻せるのが一番良いのだが、どうしても一日当たり10分のずれが出るのだそうで、これが限界なのだという。

 ちなみにこちらの時間軸での過去や未来には行けないらしい。タイムマシンではないようだ。


「まぁ、それでも日常生活に支障が出ない範囲だと、私は思うよ。」


 もう、色々ぶっ飛んでいるのは、諦めた方が良さそうだ。


 もう、色々ぶっ飛んでいるのは、諦めた方が良さそうだ。

「はぁ、もうそれでいいです。それで、研修のこととどう関わって来るのでしょうか。」

 いつまでも話が進まないので、問題の研修の話題に戻す。


「主な研修は、異世界で行うのだよ。」


 つまり、『回廊結界』と魔法陣の、時間の特性を活かして、こちらの生活に支障がないよう、研修が行われるということだった。


「体感時間で研修ってどれ位あるんですか?」

「そうだね、一週間位だな。知識、技能の習得が早ければ、 短くなりもするが。」


 ここで疑問がでる。そのことを質問してみる。


「『回廊結界』には入れるけれど、出るのは出来なくて、元の世界に戻るだけだと思ったのですが。」

「そうだね、その通りだ。だから迷い人が入り込んだ時の座標を拾って、向こう側に抜けるんだ。だが、何事にも例外はあってね。」

「例外?」


 基本的に異世界事情には不可侵である故、相互に行き来することはない。

 しかし、お互いの利益のために、交流ができるようにする契約をしている世界があるという。

 この場合の利益は、時間と場所の確保、ということになる。

 謂わば、研修用途のみで繋がりがある世界が存在するということだ。


 これにより、お互いの世界の時間を使わずに、捜索員を育てることが出来るという。

 

「研修の際は、指定の時間に支部まで来てもらって、異世界に移動してもらう。」


 今回の研修は初期研修なので一週間あるそうだが、通常の研修は、大体平均して2日程度が当てられるらしい。

 こちらの時間で20分程だ。ぶっちゃけ昼休みでもいける時間である。


 先ほど報告のために呼んでもらったが、同じようにここまで運ばれるとのことだ。

 一応予定は先に知らされるので、悠希が現れた時のようなことはない。


「とりあえず、最初の研修は明後日行う予定だ。時間は朝10時からとなる。明後日は土曜日なので、まだ時間を気にしなくても大丈夫だろう。直前に連絡するので、準備だけはしておいてくれたまえ。」


 さて、と藤堂は居住まいを正して、美里に話しかける。


「改めて、これからよろしくお願いするよ。北條くん。」

「あ、はい。こちらこそ、よろしくお願いします。」

「では、今日はもう遅い。帰って休みなさい。」


 促されて、部屋から出る。

 魔方陣があるのは『特別研究室』なので、悠希はすぐに帰れるが、美里は自力で寮まで帰ることになる。


「寮まで送ろう。」

 と悠希が申し出てくれた。


 遅い時間であるし、3日間一緒にいたので、今更拒むこともない。

 美里はその申し出を受け、一緒に建物からでる。

 と、そこが大学の中であることに気がついた。


「え?ここって?」

「そうだ。協会の第十三支部の場所は、うちの大学だ。因みに事務局長は、大学の副学長でもある。」

「えーーーーっ!」


 この数日で、何度目か分からない驚きの声を上げる美里。

 これまでも色々驚いたが、うちの大学にこんな組織が入り込んでいるとは、呆れる位だ。

 先ほど悠希がいたずらっぽい表情をしたのも頷ける。


「もしかして、悠希が授業に出てなくても単位が取れるのって……。」

 中溝に聞いた噂を確認する。


「あぁ、そうだ。長期の仕事を多く引き受ける代わりに、免除してもらっている。」


 はぁ、例えば1ヶ月は掛かる仕事をすると、こちらの時間で5時間。結構な時間になる。そういう仕事は、学生位しか受けたがらない。


 捜索官自体は、社会人が多いそうだ。当然時間は限られる。

 家庭持ちなら尚更だ。


「仕事がそれなりに多いと言ってたのは、そういう事情ですね?」

「まぁ、そういうことだ。幾ら学生は時間が多く取れると言っても、1時間以上の時間を頻繁に取るのは難しい。」

「それはそうなのですけれど、私もそうなるのでしょうか。」


 まだ1年生の美里は授業も多い。

 空いている時間もあるけれど、そこまで頻繁ではない。

 悠希と仕事をするのであれば、同じような境遇になるのだろうか、と心配する。


「いや、そこまでにはならないだろう。私は研修担当者でもある。研修が仕事の時は、美里は来なくてもいいから、私よりは講義にも出られるだろう。」


 どうしても被る場合は、同じように計らってくれるそうだが、できればきちんと講義は受けたい。


「まぁ、通常の仕事は今回位の日数が多いと思う。余り難しく考えなくてもよい。」


 長期の仕事は、研修絡みが多いそうだ。

 一般的な仕事は、30分〜1時間程度が多いという。

 あくまで標準的な仕事の場合であるが。


 話ながら歩いているうちに、寮が見えてきた。

 大学からはそんなに距離がないから、本当にすぐだ。


「わざわざ送ってくださって、ありがとうございました。」

「いや、別に構わない。一応女性だからな。夜道の一人歩きは物騒だ。」

 一言余計だが、旅で感じたように、根は悪くないのだろう。

 たまに言葉が悪くなるけれど。


「では、失礼します。」

 と挨拶をしたところで、悠希がまた話しかけてきた。


「美里、あ、その、何だ……。」

 珍しく言い淀んでいる。

「何でしょうか?」

 どうしたというのだろうか、散々酷い内容のことを言い続けているのに、これ以上言いづらいことがあるのだろうか。


「事務局長が言っていた、高校のときに入院していた話なんだが……。」

 全くどこの情報網かわからないが、藤堂はそれを知っていた、というか、報告を受けていた。

「はい。それがどうかしましたか?全然今は問題ないですよ。元気ですし。」

 身体のことを心配でもしてくれたのだろうか。

 傷もないし、別に心が病んでいるわけでもないのだが。


「いや、そうじゃなくて。いつごろの話か聞いておきたかったんだ。」

 全然身体のことは心配していなかった。えぇ、そういう人ですよね、この人。

 確かに藤堂は時期まで言っていなかった。別に隠すことでもないので、言ってもいいだろう。


「そのことですか。2月の後半くらいだったかな。高校2年生の始業式は出られませんでしたね。」

「そ、そうか。つまらないことを聞いて悪かった。」

 何だか素直に謝られると、気持ち悪いな……。


「私の入院時期が気になることがあるんですか?」

「いや、なんでもない。気にしないでくれ……。」


 おやすみ、と言って、悠希は去って行った。というか消えた。

 多分『印』の転移機能を使って、学生会館の地下まで行ったんだろうな。


 でもなんであんな質問したんだろうか。

 全然この数日の悠希と雰囲気が違ってた。もっとふてぶてしい感じが似合うというか、そういう面しか見てなかったから意外だ。


 理由を考えてもわからないので、美里も、寮の門をくぐり、自分の部屋に帰ったのであった。


 時刻はすでに1時を回っている。

 明日は2講時目からだ。少しノンビリできるかな、と思案しながら服を脱ぎ、シャワーを浴びることにする。


「ほんっとーに疲れた……。」

 シャワーを浴び終わって、パジャマを着込んだ美里は、ベッドに身体を預ける。


「ロイルくん、どうなったかな……。」

 異世界で初めて会ったロイルのことを思いながら、いつの間にか眠りに落ちていった。

ようやく二人が帰ってこれました。

ちなみにロイルくんのその後はやりません。悪しからずご了承ください。


報酬は多すぎですかね……。でも命がかかる仕事だったら日当5万円でも安いかもしれません。

職業軍人だったらそこまでないでしょうけれど。


これで第1章が終わりです。次回から第2章になります。


次回は9/6更新予定です。


拙作『FANTASY OF OWN LIFE』もよろしくお願いします。

http://ncode.syosetu.com/n1320dk/

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