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0からできたる勇者ども  作者: ガルヴォロ
フランク・シールド
6/12

森が焼けて芽が萌ゆる

途中からの人は「始めまして!」

知らない人も「始めまして!」

知ってる人は (・w・)ノよぉ


実際、こんなもんでしょ?


考えてもみたら文字上限2万って滅茶苦茶あるのにさ

なんで俺ってばだいたい3千文字しかかないのだろうと傍と疑問に思う。

そんで2万もやるとなると「一話で何日かかるんだバカヤロー」ってなる

(自称)毎日更新目指してるから

別段、俺のを特に見たいって人もいるのかわかんないのにね。

状況:「家出ならぬ、森出」



ここは「元フォレストコロニー」の代表宅付近。

急増された仮設の睡眠所。

という名の獣の皮を敷き詰めただけの施設。

ごろ寝だしもじゃもじゃしてるし急設だからくっさい。


「師匠、今日はどうするんですか?」


「火は大分鎮火されたんだし、明日に備えてもう寝よう」


「アイサッ!」


ぴしゅっと敬礼をするリリッシュ。

そしてゴンッと頭を地面にぶつける。

ちょっと丸まった。痛そうだ。

今更ながら、何故この子は俺のことを師匠と呼ぶんだ。


「なあリリッシュ、何で俺のこと師匠って呼ぶんだ?」


「師匠は私よりすごいから師匠なんですよ!」


いやお前の方が十分すごいから。


「いや、俺はちょっとその理由を覚えてないんだよ」


もしかしたら記憶を失う前の話なのかもしれない。

だとすればこれは重要な手がかり!

…なのか。正直過去に興味がないのが本音。


「むぅ、私にはとてつもない衝撃でしたけどね」


ディープインパクトか。馬か?


「あれは今日の夕方くらいのことです。

私はお腹が空いていたので森の中からこの町の匂いを辿ってやって来ました。

するとどうでしょう、なんと獣用の結界が私に反応したのです。

私ははじかれました。それと同時に憤りを覚えました。

私は思いました。

「見かけたやつ焼き殺してやる、そんで食って腹の足しにしてやる…」と。

そこで町から師匠が現れました。

師匠は不思議な動作を少々の間行い、また帰ろうとしました。

そこで私はチャンスとばかりに攻撃しました。

そこでです。

師匠は全くと言っていいほどビクともしませんでした。

だから私は師匠の子分になってやろうと考えたのです!」


「……」


「師匠?」


「……」


「私もねよっ」


寝たフリ寝たフリ。

つまりアレか、この子は強者の下につくタイプの子なのか?

追従型戦闘民族系?

だとしたら俺ってば結構やばいんじゃなかろうか。


・・・・ぐうぐう。




―――――――――――――――




太陽が真上を仰いでいる。

いやあポカポカしてていい気持ち。

若干顔面暑いけど。


「…ハッ!?」


起き上がると辺りには誰もいない。

横では気持ち良さそうにリリッシュが寝ている。

いや、熱くはないのか?


「置いていかれたか?」


立ち上がって南西と東にある二つある大きな門(両方焼失)の南西の方へと駆け寄る。

ざわざわと昨晩見かけた人たちも含めた人だかりがうごめいている。

よかった、一応置いてけぼりは免れたようだ。


どういう状況なのか手近な人に話しかけてみる。


「代表たちはどこにいるの?」


「ああ、昨日の鎧の人か。いやぁあの時は助かったよ」


「いや、代表たちはどこなの?」


「いやぁあの時助けてくれなきゃ俺らもどうなってたか……」


こいつらなんだ。

ここにきて村人オーラ出してんじゃねぇよ。


「あぁ勇者さん…でいいのかな。代表なら東の方だよ」


「え!マジ!?」


「うん。昨日の女の人も一緒について行ったよ」


なぬ?

おちちちつつおちつおちつけ俺。

ココア、ここはここあ冷静さ、そう。冷静さが必要なときだ。

ふふふーふ~、冷静さー冷静さー。

そう、俺は冷静さ~。


そして俺はクールに笑顔を決め、そして


「タバハァッ!」


「ゆ、勇者さん!?」


ブッ倒れた。




―――――――――――――――




意識がさめるとガタンゴロンと荷車の荷物の仲間入り。

辺りを見渡すとぞろぞろ人間がいっぱい歩いてる。

ハハハ見ろ、人がごみのようだ!

あー懐かしい。


「お目覚めですかー?師匠」


「わー、撒いたつもりなのになんでいるのん」


「撒いた?どういう意味ですか」


「いやぁ、気にしない気にしない」


お目覚めついでにリリッシュもついてきてたよ。

怖いから置いていこうと思ってたのにね。

やったね俺ちゃん仲間が増えるよ!


「そういえば俺たちって何処へ向かってるの?」


出来れば、俺の願いをかなえて東側って言わないかな。


「南西だって」


「ババチョ!」バターン


「師匠! 師匠ー!」




青空の下、風になびかれしなやかに揺れ動く腰ほどある草原。


人が歩み、生まれた道をガタンゴロンとゆっくりと荷車は進んでいく。


こうして未だ名前のない俺と一匹(?)は最初の場所から南、南西へと進んでいった。


そこにある街は一体どういう町なのか。


俺は知らないし、誰からも聞いてない。


もしかしたら魔物の巣窟に変わってたりするかもしれないし、

はたまた妖精たちの手下が先回りをして道中俺たちを襲うかもしれないし、

それとも、エロエロな悪魔ちゃんたちの根城になってて俺だけそこの王になるかもしれない。

魔王っぽいやつも倒さなきゃいけないのかもしれない。


けど、俺は俺で死なないようにはぷーんと生きるよ。


そうさいつでもマイペース。



ストーリーは考えて作るものだがこういう何の後腐れもなく話す話題もないとやっぱり人間際限なく話すわけでしてぶっちゃけ考えること全てを文にしてみたときって人間どれくらいの言葉を喋っ次回:キレるったらないわこれ」てるのかなんて誰にもわかんないわけだし逆にこういうのよく書く人は普段黙ってるか独り言が多いか友達と話をしていても「ああゴメン聞いてなかったわ」ってぐらい荷に話してしまう人もいるわけだよね。



「すんげぇびびって漏らしちまっても、考えたらとにかく実行!生きるためにゃ、やるしかねえ!」by盾持ちのカッコつけ勇者

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