まちがいではない恋
まちがいではない、その恋を
キミは大切にしていればいい
いつか、きっと、それでも大丈夫だから・・
いつかって、いつ?
どれだけ待っていればいいの?
以前のキミなら
そんな言葉がいくつも
僕のココロの隙間に入り込んできて
知らないうちに僕は
身動きがとれない状態になっていく
「重力には負けたくないから」と
キミの頬からこぼれ落ちる涙をこらえながら
僕にはあまり見せない表情を浮かべる
ふたりきりの夜があって
それを特別なんだ、と僕が思った時点で
たぶん僕の負けなんだよね、きっと
当たり障りのない毎日に
この恋ひとつ、あるくらいが
大丈夫と言える
僕がいるんだろう
月夜のふたり
追いかけてくる
やがて月明かり
照らされたキミの表情が
悲しかったらいけないね
大丈夫・・なんて恋はない
それは分かってる
キミよ泣かないで
だから、僕は
いまはそれしか言えない