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大賢者の末裔  作者: 理想久
第二章 魔術師の道程
38/87

光輝なるもの、万能なるもの。

 

  ■◇■


『さぁ!お待たせ致しましたぁ!選手の準備が整ったようです!!それではこれより第二闘技場、三日目第三試合!!選手の入場です!!』


 ゼルマが観客席に戻ると、丁度第三試合が開始される所だった。

 第三試合、つまりフェイムが出場する試合だ。


 新星大会では七日目の決勝に向けて各闘技場で一人の決勝進出者を決定する。

 日程と残り選手の都合上、各日の試合数は段々と減少していく事になるのだが、その分一試合辺りの盛り上がりは大きくなっていく。


 それは当然、勝ち進む選手程に実力が高く、また有名だからだ。

 特待生でなくとも実力の高い魔術師は多く、そうした魔術師の人気は高い。


『東口からより登場致しますのは、これまで全ての試合を正しく瞬殺で終わらせてきた閃光の皇女!光魔術を巧みに操り、この試合も圧勝で終わらせてくれるのでしょうか!?』



『グロリア帝国第五皇女、フェイム・アザシュ・ラ・グロリア!!』



『ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!』


 観客の歓声が沸き起こる。

 フェイムはこれまでの試合、その全てをゼルマの言いつけに従って〈光環〉(フォトム・ゼロ)によって瞬殺で終わらせてきた。

 普通の闘技場であれば見所が無いとすら思われてしまう所業だが、ここは最高学府。圧倒的かつ美麗な魔術による圧勝、加えてフェイムの美貌である。人気にならない筈が無かった。


 中でもとりわけ大きな声援を送る魔術師が観客席に散見された。

 それ等の観客の中にはグロリア帝国出身の魔術師が一定数存在している。

 帝国には帝立全院という教育機関が存在しているが、やはり魔術という分野においては最高学府に軍配が上がる。

 その為帝国出身の魔術師であっても、最高学府に入学する事を選ぶ魔術師は多い。


 しかしそうした魔術師が帝国を捨てたのかというとそうではない。

 帝国に縁深い貴族や魔術師の一族程帝立全院へ入学する割合が高いが、最高学府に入学した魔術師にも本家は帝国に存在し、貴族身分や一定以上の地位を築き、帝国に仕える者は多いのだ。

 フェイムを普通の魔術師以上に応援する魔術師は主にこうした魔術師達で、フェイムへの熱烈な声援も彼等の皇族に対する忠誠心の高さからくるものだ。


 フェイムも初日以上に増えた声援にそうした信奉者が増えたことを理解しているのか、入場口から舞台に上がるまでの間に観客の方へと手を振っていた。


(……目が合ったな)


 その間に丁度ゼルマの姿を見つけたのだろう。

 確実に観客席に座るゼルマと目が合い、手を振る。


(流石に頭を下げるのは我慢したか……良かった)


 フェイムはゼルマを大賢者であると知っている。

 しかしその真実、即ちゼルマ自身は大した魔術師ではないことを知らない。

 今も彼女はゼルマの事を『何かの事情で本来の実力を隠しているだけ』とでも思っているだろう。ある意味でそれは正解なのだが。


(しかし、こうして見るとやはりあいつの見た目は整っているんだな……)


 ゼルマは大賢者と同期した影響か、幼少期から性欲や恋愛感情というものが薄い。

 自分でも理解しているのだが、人の美醜を理解する事は出来ても、あくまでもそれを単なる数値であると考えてしまうのだ。

 美しさ、醜さを理解できても、それが自分の感情へ繋がらない。

 ゼルマ自身は特段困っていないが、人間としての欠点ではあるのだろう。


(エリンやノア先輩、それにクリスタルとも違う感じだな。高貴さとでも言うのか?)


 思い返してみれば、ゼルマの周囲には整った顔立ちの者が多いような気もする。

 フリッツも男だがどちらかと言うと整った顔立ちだ。

 エリンはこの中では唯一のエルフで他の者達とは種族が異なっている。

 エルフは総じて人間種族にはかなり美しく見えるのだが、エリン曰く「美しくはあるだろうが、別に普通だ」らしい。


(そう考えると種族的に魅力的と感じる特徴と、『美しい』と感じる特徴はまた別のものなんだろうか。確か一部の獣人は毛並みを重視するんだったか?美的感覚とは別の軸があるんだろうな)


 ゼルマ自身は人種なので、直接エルフやドワーフといった種族の美的感覚を理解する事はできない。

 だが彼等からもクリスタルやフェイムが『美しい』と評価されている以上、種族に因らない共通の美的感覚は確かに存在しているのだろう。


(……しかし)


 ゼルマが辺りを見渡すと、ゼルマと同じように気付いた者がいるようだった。


「おい、何か……遅くないか?」

「まだ出てこないのかよ?」

『あ、あれぇ……?』


 騒めきが次第に広がる。その理由は明白だった。


 舞台上には未だフェイム一人だけ。

 対戦相手の姿は、未だ見えていないのだ。


『お、おかしいですねー?確かに選手の準備が整ったと聞いているのですが……アズバード選手ー?』


 実況の魔術師も想定外の事態なのか、拡声されたまま戸惑いの声を垂れ流している。


『す、少しお待ちください!ただいま確認を―――』


 その時だった。



「い、いやですぅ!!戦いたくないぃぃ!!こんなに人が増えてるなんて、き、聞いてません!!あ、引っ張らないでくださいぃぃぃぃ!!」



 情けない声と共に現れたのは、両脇を女性に抱えられ引き摺られる少年の姿。


「ナルミ様!いい加減にしてください!もうとっくにお相手様は登場しております!」

「というかみっとも無さ過ぎですよー。それでもアズバードの魔術師ですかー?」

「い、いやだよぉ!!無理無理無理無理ぃ!!」

「暴れないでください!運びにくいので!」


 美女二人に両脇を固められ、少年はそのまま舞台の上へ。

 その間ずっと情けない悲鳴をあげながら、だ。


「「………………」」


 沈黙。静寂。

 先程までの熱狂具合と打って変わって、完全な静けさが会場に訪れていた。

 彼等の内心は、奇妙にも一致していた。


((あれが、本当にアズバードの嫡男なのか……?))


 六門主が一つ、アズバード。

 最高学府に属する魔術師にとって六門主の名前は絶大だ。

 故に、彼等は驚愕した。

 その、余りにもな情けなさに。


 そして二人の美女は舞台上まで少年を連れていった後、少年を舞台上に残して去っていった。

 ポツンと残された少年一人。


『え、えーと。はい!では、西口から登場致しましたのは此処最高学府で知らぬ者は居ない、名家中の名家!現代魔術部門の門主、アズバードの魔術師!!最高の血統の一人!!』



『魔導士ナルミ・アズバード!!!!』


 パチパチ。


 余りにも無理矢理な切り替えに、観客達は若干の戸惑いを見せながらも拍手をする。


 パチパチパチパチパチパチ。


『ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!』


 やがて観客たちの間に流れていた微妙な空気感も消えて、拍手は大きくなり、歓声もまた大きく戻っていった。


「うう……人が、人が多い」

「…………」



『さぁ大っ変にお待たせ致しました!!これより新星大会三日目第三試合―――開始ですッ!!』


 ■◇■


〈光環〉(フォトム・ゼロ)

「―――っ」


 実況による開始の合図と共に、フェイムが放った魔術はこれまで通り〈光環〉の魔術。

 全方位に放たれる高出力の光線が舞台上に満ちる。


 フェイムの光魔術への適性は凄まじい。

 またゼルマとの訓練によって〈光環〉の魔術の練度はフェイムが使える魔術の中でも非常に高い。

 発動速度、威力、密度。どれも一級であり熟練の魔術師に勝るとも劣らない。


 だが、これまで何人もの魔術師を一撃で戦闘不能状態に追いやってきた魔術は、


「あの……今のって本気ですか?」


 ―――完膚なきまで、防がれていた。


 魔術が治まった時、何事も無かったかのようにそこ立っていたのはナルミ・アズバードの姿。

 フェイムが放つ魔術による怪我は一切見られない。


「……どうしてそうお思いに?」


 予想外……では無かった。

 元より六門主、アズバードの魔術師である。

 その血はグロリア帝国皇族であるフェイムに劣らない。

 幾らフェイムとて、この一撃で勝敗が決するとは考えていなかった。


 故に、フェイムはナルミの問いかけに答える事にする。


「だ、だって魔術構築の速度は凄いですけど、肝心の威力が心許ないし。それに若干魔術式にも乱れがある気がしました。も、もしかして……僕と戦わないようにしようとしてるんじゃないかなって……」

「……そんな事はありません。先輩相手にそんな不遜な真似が出来るとお思いですか?」


 自身の無い、おどおどとした様に見える姿。

 しかしその実、彼の話す内容は確かに的を得ている。


「ふ、不遜とかそんなこと思ってませんよぉ!ただ、貴女も特待生で、学園長に言われて仕方なくこの大会に参加しているだけなら、もっとこう、平和的に解決する方法もあるんじゃないかなぁ……って」


 平和的。勿論額面通りの意味では無い。

 ここでいう平和的というのは、つまり……。


「残念ながら、私は真剣に優勝を目指すつもりで大会に臨んでいます。ですので八百長のお誘いであれば、失礼ながらお断りさせて頂きますが?」

「八百長とかじゃないんですけど……でも、そうですよね……普通そうですよねぇ……なら仕方ない、か」


 はぁぁぁぁ、と長く大きな溜息とついて、ナルミは改めてフェイムの方を向く。


「じゃあ、正々堂々魔術で勝負しましょう。疲れるのとか、痛いのは嫌いなんですけど、一応祖父にもきつく言いつけられていますので……」

「ええ。その方が分かりやすくて良いですね。では、仕切り直しましょうか」


 両者が杖を構え、相手に向ける。

 それは魔術師の決闘における礼節の一つだ。

 かなり古い作法だが、既に一般化されており貴族出身の魔術師以外にもこれをするものは多い。

 有名な食事作法が、それを作法と知らずとも無意識に広まっているようなものだ。


 しかし、この場に居る二人は間違いなくその意味と由来を知っているだろう。


「一応、名乗っておきます。グロリア帝国第五皇女、フェイム・アザシュ・ラ・グロリアです。先輩、お手合わせ願います」

「あ……ナルミ・アズバードです。って帝国の皇女様ですか!?」

「……もしかして不敬罪を気にしていらっしゃるのですか?ここは最高学府ですので、ただの後輩魔術師であると扱って頂いて結構ですよ」


 貴族に無礼を働けば罪を科されるという法律がある国は多い。

 特にグロリア帝国において皇族は絶大な権力を誇る存在である。

 仮に本国であれば、皇女であるフェイムに傷を負わせた者は極刑になるだろう。


「いや、あの……そうじゃなくて……もし、」


 だが、ナルミ・アズバードが気にしている部分は少し違っていた。


「もし、大怪我を負わせてしまったらどうしようって。ほら、後継問題とか、貴族だと大変だって言うし……すみません。なるべく綺麗に頑張りますので」

「―――そう、ですか」


 態度は変わらず、ただ、そのままで。

 ナルミ・アズバードは言い放つ。

 それを聞いて、フェイムは―――。


「少しですが。貴方のことが理解できた気がします」

「え、どういう意味ですか?」

「言葉の意味ですよ………では参ります」


 改めて、フェイムの魔力が滾る。

 全身に巡る魔力が賦活され、魔道具としての機能を有する杖がそれを更に増幅させ外へ。


〈五重光線〉クイン・フォトム・レイ

〈石壁〉(スティン・ウォルト)


 五重に重ねられた〈光線〉が放たれる。

 その太さは最早単なる〈光線〉の域を超えている。

 直径が人間の胴体程も太い光線(ビーム)

 しかし、フェイムの放った光線はナルミの足元から伸びた〈石壁〉によって阻まれる。

 光線は石の壁に衝突し、消失する。

 石の壁は表面が少し焼けた程度で、貫通には程遠い。


〈閃光強化〉(フォトム・マキシア)〈三重光槍〉トリア・フォトム・ラノス

〈二重石壁〉デュア・スティン・ウォルト〈二重炎槍〉デュア・フォア・ラノス〈二重氷槍〉デュア・アーセア・ラノス


 続けて放たれる魔術。

 単なる〈光線〉では、少なくとも今のフェイムの実力では、ナルミの防御を突破できないと悟り、強化魔術とより貫通力の高い魔術を用いた。

 生み出された光の槍。光魔術への適性が高いフェイムは、光の魔術であれば難易度の高い魔術であっても二重を越えた魔術の重ね掛けが可能だ。


 だが彼女の手から放たれた光の槍は、ナルミの更に強化された〈石壁〉によってまたも防がれてしまった。

 加えて、〈石壁〉が崩れた直後、彼は二種類の魔術を発動し反撃を行う。


(流れる様な多重魔術の同時発動。しかも全て発展魔術とは……流石はアズバード、これくらいのことは軽々としますか)


 石魔術は土魔術の派生、氷魔術は水魔術の派生形だ。炎魔術は火魔術と同じ火を創り出す魔術だが、より大きく温度の高い魔術とされている。

 どれも基本的な魔術よりも難易度は各段に勝る。


〈土石強化〉(アウス・マキシア)〈三重土壁〉トリア・・アウス・ウォルト

〈三重炎槍〉トリア・フォア・ラノス


 土属性を強化する魔術を掛け、三重に重ねた〈土壁〉を唱える。

 そして生み出された土の壁に先に放たれた〈炎槍〉〈氷槍〉が衝突し、更に追撃の〈三重炎槍〉が襲い掛かった。


 熱風、そして氷の割れる音。次いで爆発音。

 初撃の二属性の魔術こそ防ぐが、追撃によってフェイムの土壁は崩壊した。


「もしかして、光属性以外は苦手だったりします?」

「……そうですね。どちらか言えば、不得意に入るかと」


 隠しても無駄だと、フェイムは正直に言う。


 フェイムの属性の適性は光属性に偏重している。

 と言っても、その他の属性魔術が決して使えない訳では無い。

 寧ろ普通以上、十分に才能があると言える程度だ。


 しかし、例えばフェイムは土魔術の発展である石魔術は余り上手く使えない。

 確かに彼女の言う通り、どちらかと言えば不得意に入るだろう。


〈三重光槍〉トリア・フォトム・ラノス

「そうですか……でしたら」


 放たれる光の槍。

 しかしそれを受け止めるは石の壁では無い。


〈闇壁〉(ディス・ウォルト)

「っ!」


 黒か、或いは紫か。

 どちらとも言えない曖昧な色。

 あえて例えるのであれば、闇色。

 渦巻く闇で作られた、闇色の壁だった。


「驚きました。まさか、闇属性への適性をお持ちだとは。流石、全属性の魔術師ですね」


 闇属性を十全に扱える者は光属性に適性を持つ者より圧倒的に希少であるとされている。

 闇属性に適性を持つ者は、生来の適性を持つダークエルフといった人間種族、或いは魔物の様な種族ばかり。

 それ故に闇魔術は歴史的に忌避されてきた。


「僕からすれば、なんて事は無いと思うんですけどね……そもそも生得属性仮説自体、僕は半信半疑ですし……」

「では何が正しいのだとお考えで?」

「えと、身も蓋もないですけど単なる向き不向きかなぁって。ほら僕とか生まれつき人と話すのが苦手で」

「おかしな話ですね。その()()()()()を生得属性と呼ぶのではないのですか?」

「えぇと。うーん。少し違くてですね、生得属性仮説だと属性が宿ってるみたいな考え方なんですけど、そもそも人間には属性なんて無いのかもとか」


 正直な所、フェイムは驚いていた。

 生得属性仮説は、仮説とは名ばかりの、殆ど正しい結論のようなものというのが常識だ。

 属性が精霊の存在によって証明されている現在、生得属性仮説を明確に否定する材料は少ない。

 しかし一方で生得属性仮説に疑を唱える者も少ないながら存在している。


(知識量、技量共に凄まじい。加えて才能も)


 だが同時に、フェイムは尊敬した。

 誰に?相手はナルミ・アズバードでは無かった。


「貴重なお話をありがとうございます。……では続きを始めましょうか」

「あっはい、よろしくお願いします」


 フェイムとて時間を余りかけられない。

 ()()()()()()はこの程度が限界だろう。


 そして、共に一級の才能を有する若き魔術師の戦いは、より一層の激しさを見せる事になる。


〈光、音、速(フォトム・ムジク)く過ぎるもの〉(・ファス・アロウス)

〈闇(ディス)……〈闇よ、安寧を齎せ〉ディス・イァ・スパーゼ


 光で生み出された無数の矢。

 一斉に飛来するそれらを、出だしこそ遅れたもののナルミを覆う闇の膜が吸収する。

 どちらも単純な魔術節で構成されていない、より上位の魔術。しかしそこには相性がある。

 光と闇。対に扱われる二つの属性だが、その実、防御という面においては闇魔術が一歩勝る。


 そしてナルミもまた防御だけで終わらない。


〈変成・二重石槍〉ディスベラ・デュア・スティン・ラノス

「っ……〈土石強化〉〈三重土壁〉」


 返す一撃。闇の魔力で変成した石の槍。

 その造形は単なる槍と言うには余りにも鋭く、凶悪である。


 咄嗟にフェイムは再度強化された土壁を生み出すが……


「―――ッ!!」


 土壁は崩れ、石の槍を完璧に防ぐこと能わず。

 槍が貫通し、破片が彼女を弾き飛ばす。

 幸い石の槍そのものは土壁で威力を殺せていた為、大怪我には至っていない。

 少し痛むが、十分に活動できる程度だ。


〈変成・二重石槍〉ディスベラ・デュア・スティン・ラノス


 追い討ちを仕掛けるナルミ。

 使う魔術は先程と同じ、闇魔術によって変成・強化を受けた〈二重石槍〉。


〈身体強化〉(ストレガ・マキシア)〈飛翔〉(フリー)!」


 それを見て、フェイムは防御は拙い手であると悟る。

 先程と同じ威力、全く変わらない魔術の構成。

 一寸の狂いもない完璧な精度で構築された魔術だからこそ、その性能は全て均一となる。

 ならば体勢を崩され十全では無い防御魔術では、待ち受けるは先程よりも悲惨な結果だ。


 故にフェイムが取った選択、それは。


「……上、ですね」


 ナルミが見上げる。

 舞台上空、そこに浮かぶのは他の誰でもないフェイムの姿であった。


 ■◇■


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