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大賢者の末裔  作者: 理想久
第一章 魔術師の始まり
16/75

脇役が退場し、主役が登場する。

 

 ■◇■


 序列とは、我々が我々の為に見出した世界の順位である。

 言い換えれば、存在の順位とも言える。


 序列は自然とそう決まっているのではない。

 我々がそうであると決めたのだ。


 決めなければ、我々は忘れてしまうが故に。


 序列は様々な要素を加味して決定される。


 脅威、恩恵、影響、呪縛、祝福、安寧。

 破壊、創造、干渉、魔力、領地、発展。


 故に序列とは、存在の持つ世界に対しての影響力であると同時に我々に対する影響力でもある。


 我々はかつて、存在達に序列をつける事で存在を知った。


 現代においては各国の王侯貴族、或いは最高学府の魔術師によって序列は決められている。


 忘れるな。序列は存在の規模を我々の目に見える形に直す行為であるという事を。


 例え序列が低くとも……我々にとっては圧倒的上位存在なのだという事を。


 ――――――『序列論』冒頭より抜粋。


 ■◇■


 既に日も暮れていた。

 食事を終えて現地解散となり、ゼルマは帰路を往く。

 結局エリンとフリッツの折衷案という事でかなり遠くまで赴く事となってしまった。その為に現地解散となったのである。


「…………」


 最高学府内は広大である。

 端から端までを徒歩で移動すればかなりの時間がかかってしまう。

 だからこそ中央に位置している学舎から放射線状に大通りが伸びているのだが、それでも時間はかかる。特にゼルマの住む寮から今日の食事処までは反対方向だったのでかなり移動しなければならなかった。


 一般的に魔術師は飛行しない。

 飛行を可能にする魔術は高等技術であり、飛行できたとしても長時間の飛行は不安定だからだ。

 例えば飛行中に魔力切れを起こせば、地上にそのまま一直線である。魔力が切れている為に身体強化や他の魔術での阻止も出来ない。そうなれば貧弱な肉体は粉々、もしくはバラバラである。

 その為に魔術師は空を飛ぶというのは戦闘中の極短時間に限られるというのが一般的となっている。


 因みに決闘中の飛行魔術は禁止されていない。

 にも関わらずゼルマとレックスが飛行魔術を使わなかったのは魔力の消耗を抑える為、そして開けた空間ではない闘技場で飛行魔術を使っても大した有利を取れないからである。


 どちらか一方が飛行魔術を使えば、相手には二つの選択肢が現れる。

 一つは同じく飛行魔術を使う。こうなると魔力消費は加速的に増大し、落下した時点で敗北のタイムレース状態だ。いたぶる事が目的のレックスも時間稼ぎがしたかったゼルマもこれは選ばない。

 二つ目は飛行魔術を使わない事。空中からの魔術に地上からの魔術で応戦する。遠距離からの攻撃方法を持たない者からすれば驚異的だが、魔術師相手には大した効果は見込めない。

 よって両者共に飛行魔術を披露する事なく、勝敗は決したという訳だ。


 話は戻るがゼルマもまた飛行魔術を使わず、徒歩で帰路を進んでいる。

 しかも道の関係で真っすぐ進めず、迂回して進まなければならなかった。

 別れたのはかなり前だが、既に結構な時間をゼルマは歩いている。


 勿論疲労はするが、身体強化の魔術を併用すれば普通に歩くほどの疲労も無い。

 自然回復で補えるだけの魔力分に相当するだけの魔力消費ならば、魔力切れの心配も無い。


 生物が使える魔力は自分の体内にある分だけ。

 この魔力を体外に魔術として出力できる存在が魔術師と呼ばれるのである。

 そして体内の魔力が極めて低下した状態を魔力切れと呼ぶのだ。


 魔力は魔術のみに使われているのではない。

 生命の維持にも魔力は必要であり、一説によればその必要量以下になれば魔力切れなのだという。


 魔力回復の方法は主に魔力回復薬を用いるか、自然回復のみ。

 魔力を回復する魔術、というのは存在していない。


 故に魔力の管理は魔術師にとって必須。

 自宅に帰るまでの身体強化で魔力切れ、なんて事は洒落にもならない事故だ。


 そう、帰り道で事故なんてものは普通起こり得ない。

 ましてや此処は最高学府の中である。普通はそんな事故は起きない。


 普通、ならば。


 暗闇が赤く照らされる。

 それは証明の明るさでは無かった。

 より攻撃的な光源……燃え盛る火の球であった。


「……ッ!」


 しかも火球は一つだけでは無かった。

 幾つもの火球が屋根の上から路上のゼルマを照らしている。


 ゼルマがその明るさを認識した次の瞬間、火球はゼルマ目掛けて飛来した。


〈土壁〉(アウス・ウォルト)!」


 ゼルマの行動は俊敏だった。

 火球が着弾する一瞬前、ゼルマの周囲を土の壁が遮断する。


 壁がせり上がる様にして現れた次の瞬間、着弾した火球は猛火と共に辺りを照らした。


 誰がどう見ても理解出来る。

 ゼルマは襲撃されたのだ。


 幸いというべきか、ゼルマが現在居る地点は人通りの少ない場所だった。

 居住区では無く、工業区や資材置き場に近しい意味合いを持つ場所。

 人家が全くない訳では無いが、居住区に比べれば人口密度は歴然の差である。


「出て来いよ」


 ゼルマが目の前の闇に向かって言葉を投げかける。


 現れたのは黒いローブを身に纏った人間。

 暗闇に紛れる為の服装であり、魔道具の一種だという事は見れば分かった。


 ローブの人物がフードによって隠された頭部を露わにする。


 その人物はゼルマの想像する通りの人物だった。


「みっともないな、先輩。煽り散らして決闘を挑んだかと思えば、負けたら今度は徒党を組んで集団暴行か?やるならもっとしっかり狙ったらどうだ?俺はまだ生きてるぞ」

「黙れ!…相変わらず糞ムカつく男だな、お前は」


 レックス・オルソラ。

 数日前決闘にてゼルマが勝利した魔術師。


「何が黙れだ。自分の敗北を指摘されるのがそんなに嫌か?ならさっさと最高学府(ここ)を出て行けばいいんだ」

「黙れ、黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れええぇぇええええ!!!!」


 レックスが叫ぶ。

 憤怒に満ち溢れた声、心底苛立ちを隠せない声、焦燥に駆られた声。

 その声は野蛮ながら、つい先日の様に自信からくる余裕が存在していない。


「……そうだ、あれは俺が手加減したからだ……偶然だ、奇跡だ……ッ!じゃなきゃ、じゃなきゃよぉ!」


 レックスが自身の腕を強く握る。

 その腕には未だ包帯が巻かれている。決闘で負ったレックスの傷は深く、魔術を用いても数日では完璧な状態にまで回復しなかったのだ。 


「俺が!この俺が!落ち零れのお前なんかに、負ける筈が無いだろうが!?」


 レックスが強く握った腕から、血液がぼたぼたと滴り落ちていく。

 その包帯の下は未だに皮膚が戻っていないのだろう。


 今も強烈な痛みが彼を襲っている筈だ。

 しかし、彼は尚も、潰れる程に強く腕を握る。


「そもそも何だぁ!?生意気なんだよ!お前!!俺は貴族だ!!オルソラの魔術師だ!!たった一度、たった一度の敗北も……俺には許されないんだよぉッッ!!!!」

「じゃあ最初から本気を出せば良かっただろ?それをしなかったのも、アンタの実力なんだよ……先輩」

「黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れぇぇぇぇぇぇぇ!!」


 レックスが叫ぶ。


「お前等!やれッ!!!!」


 声に応じ、再び現れる火球達。屋根の上、瓦礫の影から魔術師が魔術を発動させる。


 今度ははっきりと認識できる。

 その数は十、大きさに微妙な差はあるがそれ程大きな差異は見受けられない。


 つまりは、ある程度均一化された実力を持つ魔術師の集合であるという事。


「……傭兵でも雇ったか?」

「そんなの手前には関係ねえだろッ!」


 ゼルマの推測は正しかった。

 レックスが指示する魔術師は最高学府の所属の魔術師では無い。

 レックスが自身の私兵として王国より呼び寄せた魔術師達。

 正確には傭兵というよりも、オルソラ家が抱える魔術師と言った方が適切だ。


 本来外部の魔術師はそう易々と最高学府の中には入れない。

 だが彼等は現在最高学府の中に居る。


「本当、嫌になるな……〈二重土壁〉デュア・アウス・ウォルト


 ゼルマが魔術を再び唱える。

 十の火球は一斉にゼルマの元へと飛び掛かった。


 爆発音が夜に響く。

 夜間は人気の無いこの場所では、偶然誰かが通りがかるなんて事は期待できない。

 救援を呼ぼうにも当然の様に周囲を囲まれているだろう。


(見えた〈火球〉は十。だからといって魔術師の数も十人とは限らないが……)


 まともに考えれば、十人もの魔術師を最高学府の内部にたった三日で集める事は難しい。

 貴族出身の魔術師が世話役として使用人を連れる事はしばしば見られる光景だが、それでも十人は余りにも多すぎる。精々二、三人。多くても五人といった所だろう。


「殺す気、だな。ならこちらも相応にやらせてもらう。―――〈土槍〉(アウス・ラノス)


 空に浮かぶ土の槍。その数は三本。

 ゼルマが先程の防御行動中に遅延魔術を使って発動させた〈土槍〉だった。


「―――ッ〈火球〉!」


 ゼルマが最初に狙ったのは屋根の上から彼を狙っている魔術師。

 三本の〈土槍〉が勢い良く射出され、屋根の上の人影を狙う。


 自分が狙われている事に気が付いた魔術師は防御すべく〈火球〉の魔術を唱える。

 だが最初の槍が相殺されたかと思えば、残る二本の槍が魔術師を襲う。


 咄嗟に魔術師は屋根の上を転がる様に回避するが……


「先ずは一人……!」

「ギャッ!?」


 待ち受けていたのはゼルマ・ノイルラー。

 いつの間にか屋根の上にまで跳躍していた彼は、振り上げた拳をそのまま魔術師の顔面へと叩きつけた。


 身体強化の魔術を施した肉体、そこから繰り出される殴打によって魔術師の肉体が沈む。

 真下の瓦を割りながら、魔術師は屋根にめり込み、沈黙した。


「……見ているだけなのか?」

「何言ってるんだ?ほら!次が行くぞ!」

「ッ―――!」


 配下の魔術師と共に攻撃を仕掛けて来ないレックスを訝しむが、そんな暇は無かった。

 今度は二人の魔術師が屋根へと上り、左右から魔術を発動させる。


 挟み撃ちにされ、迫る火球。

 その攻撃を再びゼルマは土の壁で防ごうとする。


 しかし、その行動はすぐさま否定される。


 ゼルマの目に映ったのは足元から伸びる鋭く隆起した土。

 ゼルマがそれを見た次の瞬間、土をそのままゼルマ目掛けて伸長する。


 あたかも決闘の際にゼルマが用いた戦法の様に、足元から土槍が彼の胴を貫かんと発射される。

 咄嗟に回避を試みるゼルマ。だが左右からは火球が迫り足元からは土槍が向かって来ており、残る方向は後方のみ。


 ゼルマは後方へとバックステップする。しかし……。


「―――〈火槍〉(フォア・ラノス)!」

「クソッ、〈土壁〉(アウス・ウォルト)!」


 待ち受けていた魔術師による攻撃がゼルマに向かって放たれる。

 不安定な体勢からの回避、反応が一瞬遅れてしまう。


 ボンッ!という爆発音と共に煙が上がる。

 何とか魔術を発動させ防御するが、近距離から被弾した火槍は爆発し爆風を周囲に撒き散らした。


 屋根の上、吹き飛ぶ瓦。

 爆発と共に飛散した建物の屋根の破片と煙が舞う。


「やったかッ!?」

「馬鹿が……下だ!!」

「ッッッ!!??」


 火槍を放った魔術師に、他の魔術師が叫ぶ。


 突如、火槍を放った魔術師の足元が吹き飛ぶ。

 屋根の下、建物の内部からの爆発によって真上に立っていた魔術師が吹き飛ばされたのだ。


 意識の外からの爆発に、対抗する魔術すら間に合わず吹き飛ばされる魔術師。


 爆発から少し遅れ、屋根に開いた穴から飛び出す人影。

 それは煙と共に下階へと降りていたゼルマだった。


 爆発と同時に屋根に穴をこじ開け、下階へと降りる。

 その後は上階へと向けて〈火球〉を放てばよい。

 屋根を隔てているとはいえ、超近距離からの爆発である。

 破片が肉体に衝突し、爆風は肉体を吹き飛ばした。


〈火球〉(フォア・サク)


 吹き飛ばされ、奇しくも先程のゼルマと同じく後方へと吹き飛ばされた魔術師に対し、ゼルマは追撃をお行う。

 威力においては〈火槍〉よりも数段劣る〈火球〉だが、それで十分だった。


 今求められているのは威力ではなく、速さ。

 爆発に乗じて敵数を減らすという判断なのだから。


 再度闇夜が赤く照らされる。

 燃える火の玉が魔術師の肉体へ命中した。


「……二人」


 服に付いた破片を払いながら少し離れた場所で魔術師が気を失っているのを確認すると、ゼルマは残る魔術師に意識を向ける。


(これで見えた魔術師は四人。残りは……多分二人、いやアイツ(レックス)も合わせれば三人か。……魔力には余裕があるが……少し厳しいな)


 既に二人の魔術師を戦闘続行不能状態にしたゼルマだが、これは危険な綱渡り状態だった。


 最初の魔術師が他の魔術師ともっとタイミングを合わせて攻撃を仕掛けていれば、二人目の魔術師が油断せず追撃を仕掛けていれば、ゼルマはもっと苦労させられていただろう。


(……連携に慣れていない。集団で動いてきた魔術師じゃないな)


 ゼルマの推測はおおよそ正しかった。


 襲撃者はオルソラ家お抱えの魔術師。だが彼等は一軍の魔術師では無かったのだ。

 兎も角、練度が足りていない。

 だからこそ、ゼルマ一人でも凌げている。


 だがそれも……レックスが攻撃に参加していないが為。


(何故攻撃して来ない。怪我、魔力障害……いやそんな状態で表に出てくる筈が無い。何か思惑があるって事だ……)


 はっきり分かる。そもそも襲撃して来た魔術師の実力はレックスに大きく劣っている。


 決闘の際にゼルマが感じたレックスの魔力量は此処に集っている魔術師の数段上。

 技術や才能においてもレックスが上なのは間違いない。


 そもそも最高学府の魔術師の実力は多くの外部の魔術師の平均よりも上なのだ。

 魔術師の力とは才能、そして知識。

 才能を除けば、知識の面において最高学府は他を圧倒している。


 故にこそ最高学府を出る、という選択肢が存在するのだ。


(残り二人、レックスが動かないなら好都合なんだが……そんな筈も無いか)


 ◇


「お前等、もういい下がっとけ」

「ですがレックス様……」

「下がれと言ってるんだ!!」

「ハッ……」

「まさかたった数年でこれだけ実力差が生まれてるとはな。所詮は二軍か……まぁいい」


 レックスがゼルマの顔を見て、表情を崩す。

 歪んだ笑みだった、傷ついた笑みだった。

 捕食者が獲物を見つけ、弱者いたぶる表情だった。


「なぁゼルマ」

「……なんだ、先輩」

「なんで俺が態々攻撃しなかったと思う?」

「さぁな。怪我でも痛むのか?」

「あぁ、痛むな。忘れられないんだよ、この痛みと屈辱が……お前に負けたあの瞬間から……ずうっと!!!!」


 レックスが再び、己の腕を強く握った。

 包帯が擦れ、力強く握られた表皮が再び裂ける。

 指の先から滴る血液が地面に落ちていく。


「……だからよぉ、俺もお前にやり返してやる事にした」

「何を……?……ッ!」


 レックスの魔力が溢れ出る。

 制御を失った魔力が体表から外部へと流出しているのだ。

 魔力を扱うには精神力を要する。これはつまり、レックスの精神が荒ぶっている事を示していた。


本物()偽物(お前)の差を思い知らせてやるよ!!!!」


 地面に落ちた血が光る。

 魔力を帯びた物質が放つ魔力光。物質の中に留め切れなかった余剰の魔力が放つ光。


 一般に魔術の触媒として用いられる物質には三つの条件が存在すると言われている。

 魔力の保有量、伝導率、そして親和性。


 血液は特に親和性において優れた触媒とされている。

 血液は体内において第二の魔力回路とも称される程の親和性と伝導率を誇る触媒なのだ。


 それが意味する事。


「魔術陣、起動!!」


 発動待機状態にあった魔術に魔力が通される。


 血液を用いて地面に描かれた魔力の通り道。

 無から有を生み出す魔術ではなく、既に世界に存在するものを操り支配する為の魔術。


 本来必要な過程を省略し、レックスはその魔術を起動する。


 魔術陣、それはゼルマが用いた遅延魔術の上位互換。

 その本質は魔術の待機と同時発動だ。


 時間稼ぎによって作られた時間。

 暗闇に乗じた血液による魔術の発動。

 触媒となる血液そのものを操作し描かれた魔術式。


「見ろ!これがてめえ(落ち零れ)と俺との差だァァァ!!!!」


 ゼルマが魔術を発動させんと魔術式を形成するが……発動待機状態にある魔術陣の方が速い。


 そして、レックスは魔術を発動させる。

 その魔術は古代魔術の精髄を抽出して生み出されたオルソラ家の血統魔術。


 事前に操る土砂に魔力を通すという工程を必要とする代償に、広範囲の敵対者を一度に拘束し始末する術式。

 決闘では使えなかった、殺す為の魔術。


「〈兇悪なる砂塵の捕食者レイザディ・オルソラス〉」


 地面から、資材たちから、或いは建物から。

 土が動き、砂が流れ、一つのうねりとなって集合する。

 集合した土砂はぜルマの身体を囲み、肉体を拘束する。


 そして、レックスがその手を握る。


 同時に土砂は一気に収縮し……内部に捕らえたぜルマの肉体を押し潰した。


 ■◇■


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