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ささげものと貢ぎ物は違う
よく、時代劇で「まいない」と云ってお菓子の下に小判を入れるものがありますが、それとは違います。
それは貢ぎ物であって、厳密な意味における「ささげもの」とは違うものです。
「不和の家、不調和の国のささげもの神は要らんぞ。喜びの捧げもの米一粒でもよいぞ。神はうれしいぞ」
「この神に供へられたものは、何によらん私することならんぞ、
まゐりた臣民にそれぞれ分けて喜ばして呉れよ、
臣民喜べば神も喜ぶぞ、神喜べば天地光りて来るぞ、
天地光れば富士(二二)晴れるぞ、富士は晴れたり日本晴れとはこの事ぞ。
このやうな仕組でこの道ひろめて呉れよ、それが政治ぞ、経済ぞ、真通理ぞ、分りたか」
上記の文は神様へのささげ物になりますが、こんな嬉しい事を言ってくれる神様の云う”まことのささげもの”が「まいない」である筈がありません (ᐢ ᵕ ᐢ)。