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マージナルヒーローズ  作者: ツヅミグサ
10/29

恐怖!アビスエール その3

こちらはルールブック掲載のシナリオを使用しております。

ネタバレ等ご注意下さい。

 チャージを終えたところで勇魚ちゃん(プリティホエール)から

「マーキュリーさん、使い魔(テケリリ)を送ります!『元気をどうぞ』!」

 黒っぽい玉虫色の生物がやってきて、私の身体を黄金色の光で包む。エネルギーでアーマーを張ってくれたようだ。おまけとばかりに氷の矢を放って勇魚ちゃんの元へ帰っていく。


 怯んだのも束の間、アビスラッシャーが再び切り裂きにかかってくる。初撃は距離があったため余裕を持って回避できた……と思ったら、アビスラッシャーの

「『リブートコマンド』、『ライジングサン』!!」

 の声と共に爪が伸び、不覚にもダメージを負ってしまった。


 二撃目は既に間合いをとっていたこともあり、今度こそ余裕を持って回避……しようとすると、またもアビスラッシャーの

「『ナイトメアムーン』!」

 の声と共に今度は私の身体が重くなり、またも攻撃を喰らいそうになる。さっきの一撃でアーマーはブレイクしている。これ以上喰らう訳にはいかないため、勇魚ちゃんにも手助けを貰い、バリアを張ってやり過ごす。


 ここでケリをつけよう。切り札を重ねていく。

「『グレイトサクセス』『メレーオーラ』『フルフォース』……」

 ソードガンに光が集まっていく。それに合わせて力の高まりも感じる。


「『スーパーアタック』!!!」

 その一言と共に剣を振り抜く。光の奔流がアビスラッシャーを襲う。

 残心の後、光が落ち着いた跡には何も残っていなかった。完全勝利だ。とはいえまだ残党処理があるので落ち着けないのだが。


 戦闘員を全員無力化し、HAに報告も終えて今回の事件は一件落着と相成った。

 テラーやアビスラッシャーによる破壊の跡は街にまだ残っている。だが、人々に笑顔が戻った。この笑顔ある限りヒーローは悪に屈しない。

 私たちヒーローの戦いはまだまだ続く……。


これにてシナリオ終了です。

次回もご期待下さい。


☆を付けていただけると幸いです。

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