表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

青春真っ只中の少年少女たちへ

作者: 遠

恋愛系の短編やら長編やら読んでたら急に思い出してしまって書いてみました。

 休み時間が終わり、それぞれの席に戻り次の授業の教師が教室に入って来る。 俺もそれに合わせて教科書とノートを机に並べ黒板を見る……フリをする。

 俺の席は丁度教室のど真ん中なのだが。 そこから視線を左に移していき窓際の席へ。

 そして視界に映る、『あの人』の後ろ姿。


 いつ、好きになったのか? 分からない。

 どうして好きになったのか? 分からない。


 けれど、こうして授業の度に視線を動かし視界に収めようとする。 体育の授業では自然と『あの人』を探してしまう。


 周りの男連中にはいつの間にか『あの人』に惚れている事が知れ渡っていて、色々とからかわれるのを適当にあしらいながら今日も一日が終わる。


 結局、今日も目で追うだけ。 話しかけるわけでもなく、告白するわけでもなく。


 ただ、見ているだけで良いと周りと自分に言い聞かせて、あっという間に時は流れて卒業して二度と会う事も無く。


 あの時ああしていればと後悔したって時は戻らない。


 少年少女、その気持ち……ちゃんと伝えておくんだよ?

青春を謳歌しちゃいなよ!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ