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見えた

 百発近く打てるらしい。

 ちょっと盛り過ぎじゃないかと私は思ったが、そこでカズが、


「すごいな。俺だとその半分くらいだ。ただこれだけ強い能力になると、もしかしてだいぶ後の方でミオは呼び出されたのか?」

「え? そうなの?」

「分からない。ただこれだけ魔力に開きがあると、あとの方なのかなと思っただけだ。もしそうなら、そろそろクラスメイトが集まってもいいかもしれない」

「そうだね。私達が探し始めてもいいってことなのかな。でもどのみち私はこの身代わり生活が終わらないと動けないよ」

「そうだな」


 と言ったような話をカズとする。

 そしてとりあえずは、どの程度私がこのブレスレッドを使って攻撃ができるかがわかった。

 後は上手くこれを使えばいい。


「確か魔力を通して技名を叫べばいいのかな」

「そうだったな。でもここでつかうのはやめた方がいい」

「うん、分かっているよ。でもこう、魔法についての魔力量がどれ位といったような数値がわかればいいのに。そうすればこう、ゲームのように魔力が数量でわかればいいのに。そのあたりの設定は女神様はしてくれなかったのは、ちょっときつい気がする。そのギルドの値だけでどうにかなると思っていたのかな? でも、魔法が強力になるに連れてズレが大きくなるんだっけ?」


 そこで以前聞いた話をロビンにすると、


「強い魔法は測定するのが難しいからな。魔力が強いと測定が難しくなる……確か異世界人がギルドに向かうと、ギルド内の測定機器が爆発するから嫌がられていたから……そういった能力は高すぎると測定できにくかったりしにくかったりするからな。精度が悪くなる」

「そうなんだ。……そこの所も特殊能力チートで測れないかな。そういった能力を女神様もだしてくれたら良かったのに」


 私が小さく呟く。

 ゲームのように数値で出してもらえればひと目でそれが分かるのだ。

 わかりやすければ魔法の選択と戦略性も上がるようなきがする、そう私が思っているとそこでカズが何かをやりはじめた。


「もしかしたならこのあたりで……こうして、こうすると……」

「カズ、どうしたの?」

「いや、まだ触れていない設定不画面があったのを俺は思い出してね。俺も機能が多すぎてどう扱おうかと思っている部分があって……幸いにも自爆装置はついていないからいいのだけれどね」

「自爆装置……」

「うん、それでいくつか使っていない設定があるからそれを見てこようかと思って」


 そう言ってカズが何かを始める。

 ただこちらから見るとよく分からないので、きぐるみが謎の踊りをしているようにも見える。

 果たしてうまくいくだろうか? そう思って私が見ていると、


「見えた」

「え?」

「それぞれの魔法に対し程度の程度魔力を消費するかだ。もいともと残り何発魔法が打てるかと言った数値が表示されていたから、あるかもしれないと思っていたが……うん。そのブレスレッドを解析して出した数値とこちらにある魔力数値が一致している」


 そうカズが嬉しそうに言ったのだった。

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