気づかれるのは困る
そんなこんなで私達は授業を受けることに。
相変わらず魔法関係はよく分からないが、数字? のようなものを使った学問はそこそこわかったりする。
十進法を採用しているのもあり、数式などは……似たようなものがあるので学びやすい。
そういった事を考えながらやがてお昼になる。
そういえばリーフの昼食はどうしようかと考えて、食堂で果物を購入することに。
事情を話していくつか購入。
事前にいくらかお小遣いのような物を貰っていたので良かったと思う。
そしてリーフに果物を上げてみたいとカズとロビンが言うので、果物を渡した。
大人しく二人からリーフは食事をしたようだ。
それでどうにかお腹いっぱいになったらしく、リーフは機嫌がよさそうだ。
「私達も食事をとりましょうか」
といった話をした私達。
ちなみに本日は変わった食材が手に入ったので、それが売られているそうだ。
私達も興味があるので見に行った……のだが。
「この白い塊は……どこからどう見ても豆腐」
「珍しい食材だって聞いたけれどいいものがあったね。早く購入しないとなくなりそうだ。僕も一つ」
そういってカズは豆腐……醤油のかかった豆腐を購入していた。
カズはどうやら豆腐が好きらしい。
それを私やロビンも購入する。
そして一緒に購入したのはスープと、サンドイッチだった。
それらを食べようとロビンが真っ先に口をつけたのは豆腐だった。
それを一口スプーンで食べてから、
「あっさりしていてなかなか。この味はよさそうだ」
とのことで、豆腐は好評だった。
私も久しぶりに故郷の味を堪能する。
美味しいなと思いながら私は、
「こういったお食事系の特殊能力が良かったわ」
「そうだね。僕もそういったものが欲しかったけれど……でも結構戦闘をする羽目になったからこの能力でもよかったかもしれないね。森の中の食べられる木の実などはすぐに見つけられたし、そういった意味では食事系の特殊能力も一部兼ねているのかな?」
「私の能力は本当にどう使えばいいんだろう、難しすぎる」
そう私が小さく愚痴ると、そのうちあって良かったという時が来るよと慰めてくれた。
やっぱりカズは優しい。
そんなw他紙たちの話を聞いていたロビンがそこで、
「そういえば三日後、魔法合宿があるのは知っているか? 知らないような気がするが」
「……またどこかに行くのですか?」
「そう、山の方に行く。そこで魔法の演習もするが、自然豊かな山の中を散策するという意味合いが多い。近くの村では博物館もあるからそこの村の産業も見れるそうだ」
「そうなんだ。……それまでに魔法が使える魔道具は出来るかな?」
「決まれば一日程度でできると思う」
「そんな早くにできるんだ」
「元からいくつか素材はそろっているから大抵はそうだったはず。……でもあの魔石は大きかったからもう少し時間はかかるか?」
「……とりあえずできる限り早く聞いてきてください。そして私は……あ、今度の合宿、一人部屋にできないかな。リーフもいるし出来ないかしら。……気づかれるのは困る」
「わかった、そっちも手を打っておく」
そうロビンが答えたのだった。
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