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魔道具

 こうしてお土産を手に私達は帰ることに。

 カズやロビンは、村特産のケーキを購入していた。

 近場であるとはいえ、この馬車を使わないといけないような場所で、私達の住んでいるような地域ではあまり見かけないものを選んだらそうなったそうだ。


 とはいえ、こうやって魔族との戦闘があったりと大変な一日であったけれど。

 ちなみに戻ったらすぐに解散になっている。

 そういって本日の魔法演習のガイドブックを見ながら私は、今日はこれで終わりか、生きてて良かったと今更ながら思った。


 やはり戦闘は大変だった。

 そう私が思っているとそこでロビンが、


「それでミオはどうする?」

「このまま帰るよ。家ではリーフ……ミニドラゴンも待っているというか、今日は離れてきたばかりなのでどうなのかも見ないといけないし」

「確かにミニドラゴンは今は、飼い主から離れると暴れたりする時期だったな。様子を見て方がいいだろう」

「うん……大丈夫かな、リーフ」

「いざとなったら学校に連れてきてもいいように手配はする。飼い主のいる子供のドラゴンは比較的おとなしいから、大丈夫なはず。……むしろ話していると危険な行動に出る事もあるから、許可が下りやすいけれど……常に連れ歩くのは大変だから、今日の様子を見てだな」


 といった話をした。

 あのミニドラゴンのリーフの様子も見ないといけないなと私が思いつつそこで、もう一つ聞いておきたいことを思いついた。


「ロビン、こういった魔族の魔石って、“加工”して防具みたいなものにできないの?」


 ゲームなどではよくある素材を道具に加工してくれる何か。

 気になったので私は聞いてみた。

 それにロビンは少し黙ってから、


「あるにはあるが、魔族の魔石ともなると扱いは……どうなんだろうな。城の方に名工がいるから話を聞いてくる」

「よろしく」

「それで、どんなものに加工してほしいんだ? それによって、話は変わってくるが。防御、攻撃?」

「……魔力を使うだけで魔法を使えるようになるようなそんなものってない?」


 そう私は聞いてみた。

 どうやっても自分の覚えられる、それも短期間で習得できる魔法は少なすぎる。

 だからそれを補填できるような道具が欲しい、そう私は思って聞いてみるとロビンが、


「だが、そういった魔法はたいていそんな強いものではないはず」

「それでもいいの。とりあえずそれと、私の特殊能力チートを組み合わせてみてもいいし……ちょっとした魔法でも今から習得するのは大変すぎるから」

「わかった、それも全部伝えてどんな魔法ができそうかといったことも聞いてくる。明日の学校で話せばいいか」

「うん」

「それと僕たちもミオの屋敷に一度寄っていくか。あのミニドラゴンの様子を見て……連れてきていいかどうかの手続きもしないといけないし」

「そうだね。リーフ、大人しくしているかな?」


 といった話を私はロビン達とした後は、この世界の話やカズのこれまでの話を聞いたりといった雑談をしつつ、学校までたどり着いたのだった。


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