【ひとくち物語】154話目
○タイムコントロールマシン
博士 「タイムコントロールマシン(時間制御装置)が遂に完成したぞ!」
助手 「やりましたね! ならば早速ですが、私の祖父を助けて下さい! 老衰で今にもぽっくり逝ってしまいそうなんです!」
博士 「よし! 任せなさい!」
◇◇◇
博士 「すまん。ダメだった」
助手 「な、何故ですか!? 人の時間も操れるんでしょう!? 祖父を若返らせることくらいできた筈では!?」
博士 「いや、時間は若返らせられた。しかし、若返らせ過ぎて胎児になってしまったんだ」
○とある家庭で
妻 「あなた! 子どもをいやらしい映画館に連れて行ったですって!?」
夫 「ちがうちがう! いやらしい映画館じゃなくて、ピンクな映画館だよ!」