86/146
もうひとりじゃないから/Hope
愛が消えた日 愛を消した日 何かが死んだ日 オレは笑うのさ 格好をつけて笑うのさ
世界でただ一人きりになったって 下を向いて歩いても幸せのコインは絶対に落ちていない
時間が存在しないのなら 一瞬で次に来るページを捲ることが出来るはず
愛が死んだ日 愛を殺した日 何かが死んだ日 オレは笑うのさ 口角をあげて笑うのさ
存在しない時間を弄んだって虚しいだけさ 悲しみに打ちひしがれる自分にいつまでも酔うことは出来ない
絶望の底を覗いた日 誰かの落とし穴に落ちそうになった日 ドアを開けると雨が降っていた日
心の底から笑いが込み上げてくる 勇気が湧き出ててくる 待ちに待った時が来た
胸が躍り飛び跳ねて踊りだしたくなる衝動 感情を操作して 笑顔を作り出してみるのさ
何事も繰り返しの練習の賜物 幸せになるのも練習の賜物 笑顔を作るのも練習の賜物
愛が死んだ日 愛が消えた日 すべてが終わった日 もう何も怖くないだろ
笑顔のキミなら いつか誰かに優しくできるから もうひとりじゃないから