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恋はいつまでも止まらない/Wait


隣に座る誰かを笑わせたとき 「キミはもっと話した方がいいよ」 

気になる彼女がくれたアドバイス 恋の炎が燃え上がる

それでも彼女はキャンパスに だんだん姿を現さなくなって

最後にみたのは 駐車場を出る車の中

車窓が開いて バイバイと手を振る彼女

去り行く車を追いかけて とても大きな声で手を振った

彼女の友達からの話が物語の結末

分かり切っていた答え 彼氏がいないわけないって

答えを探して暗闇を彷徨った 悲しい恋の壱ページ


レジで働くあの子に恋したとき

夢にでも出て来たのかと思うくらいの美しさ 

彼女の輝きに目が眩んだとき 勇気は恋文を書くというチカラにかわる

返事を聞きに行くまでの間だけ 優しく楽しい夢をみるのさ

分かり切っていた答え 彼氏がいないわけないって

答えを探して暗闇を彷徨った 悲しい恋の壱ページ


ずっと友達だと思ってた いつの頃からかキミを見る目が変わっていって

寂しさがそうさせたのか それはいけないことですか

暫く遠距離友愛を気取ってみて 間違ったタイミングで切り込んだ

無残に一刀両断されたとき 一瞬デジャヴを感じたような

分かり切っていた答え 彼氏がいないわけないって

答えを探して暗闇を彷徨った 悲しい恋の壱ページ


恋はいつまでも止まらない 信号が赤になってくれればいいのに 

恋はいつまでも止まらない さっさと油が切れてしまえばいいのに


彼氏がいる子を好きになったとき 

奪うことなど格好が悪いと ただ助けるだけさと言いながら

時間をかけて 距離を開けて

深く関わり 深く愛して 深く傷つくだけの恋

音のない声で心から嗚咽しても 硬い岩を殴ったとしても 心の痛みには届くことなく

答えを探して暗闇を彷徨った 悲しい恋の壱ページ


恋はいつまでも止まらない これが青春というものですか

恋はいつまでも止まらない これが生きるというものですか


恋はいつまでも止まらない


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