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真の暗闇の中では何も見えない/Wait


真の暗闇の中では何も見えない 目を開けていても閉じていても同じこと

オレは静かに諦めて眠りに就く 次の光が見える翌朝まで


人生何も叶わないこともある 無駄な力を怒りに注ぐことは 無駄に薪を暖炉にくべるようなもの

寒い冬が来る前に薪は底をついてしまう そして虚しさは悪戯に募っていく


オレもあんたも違う生きもの 同じである必要はない 比べることは矛盾している

あんたはオレになることは出来ないし オレもあんたになりたいなんて思っていない


真の暗闇の中では何も見えない 目を開けていても閉じていても同じこと

だからオレは静かに諦めて眠りに就く 次の光が見える翌月まで


現代人によって築き上げられた価値観 世界に存在する自分という肉体

いつまでも一緒にはいられないことくらい理解している

だからこそ 優しさをもって 慈悲をもって 微笑んでみようと思う


真の暗闇の中では何も見えない 目を開けていても閉じていても同じこと


オレもあんたも違う生きもの 同じである必要はない 比べることは矛盾している


現代人によって築き上げられた価値観 オレたちはそこに存在しているだけ


生きているだけで勝者であり 死を選べば 再び繰り返される神様のお遊び


だからこそ 優しさをもって 慈悲をもって 微笑んでみようと思う


時間を支配することが出来るのは 何も神さまだけじゃないんだぜ


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