表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
107/146

大きな波/ HOPE!


永い眠りから目を覚ますとき どれだけ長く眠っていたかなど覚えていないもの

過去は過去でしかなく しがみつく価値はない

しかし未来だけを見ていても 空気をかき回すような 無意味な行為に思えてくる


少年は小さなベッドに寝そべって、天井を見つめている。

天井に描かれている木目の模様は、何度見ても飽きないが、感激することもなかった。


「新しい何かを探さなければ 新しい何かを」


少年の心の中は 期待で満たされていた。

これから起こる新しい未来に


それがやって来るとき 何かの予兆があったかなどどうでもいいこと

ただ それがやって来るとき それは途轍もなく巨大な波

波は 生まれては消えて行く それを繰り返す 波動


「波」という例えを思いついたとき、少年は自分でも中々上出来だと、嬉しくなった。

彼の心の中は そんな大きな波を期待していた。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ