最良の終日/Hope
土地を耕し種をまく 水をやって収穫の時を待つ
照り付ける太陽 病まない長雨 腐った根を掘り返して神を罵るのだろうか
それとも 豊作を喜び神に感謝するのだろうか 祝いの酒を酌み交わすのだろうか
すべては運次第なのだろうか
隣の畑が燃えているとき 私は助けの手を差し伸べるのだろうか
私の畑が燃えているとき 彼らは私に助けの手を差し伸べてくれるのだろうか
どちらが自分にとって嬉しいことなのだろうか
どちらが彼らにとって嬉しいことなのだろうか
地面に膝をつき立ち止まる人々
何もなかったかのように歩き続ける人々
答えは分かっている 答えは分かっている
答えは分かっている 答えは分かっている
いつか来る最良の終日に感謝を捧げる
暴風雨が吹き荒れる 大嵐が行く手を阻んだとしても
船をこぎ続けなくてはならない日は来る
土地を捨てて旅に出なくてはならない日は来る
短絡的な考えから絶望の迷宮から出られなくなる日は来る
しかし 狼狽える必要はない
解決の糸口はいつだって眼前に垂れている
答えは分かっている 答えは分かっている
答えは分かっている 答えは分かっている
いつか来る最良の終日に感謝を捧げる