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異世界配信スローライフ ~原価10円のポップコーンでボロ儲け! 現代ガジェットで悪徳商人を論破します~  作者: マロン64


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第六十一話 火山のダンジョン

スト6の世界大会見ながら書いてたら熱くなっちまったぜ☆

 キャンピングカーに乗って、火山のダンジョンに向かう。

 空を見ると快晴で、近くに壮大な火山が見える。

 火山の火口あたりには飛竜らしき姿とワイバーンが見える。


「やっぱり、この火山のダンジョンが難易度が低いのはおかしいよな」

「ユウキさん、冒険者ギルドもそう思って何回も調査をしたらしいが、何もなかったらしい」


 ガルドさんと話しながら、ルルーシュの淹れてくれた紅茶を飲む。

 餓狼の五人は今回はキャンピングカーに乗っている。

「俺たちが護衛をするべきじゃないのか?」

「ザン、アリアたちが喜んで護衛をしているからいいんじゃないか?」

「いや、そうだけどよ」


 ザンの言葉にシズナやミレア、グラウルは複雑そうな顔をする。

 護衛をしているのはアリアとエメリアだ。

 カレイナは俺にべったりとくっついて甘えん坊モードだ。


「ユウキ、今のうちに雷魔法を練習する」

「危なくないか?」

「低出力で静電気くらいの魔力を出してみて」


 カレイナに言われて、静電気くらいのバチバチする出力を保つ。

 うーん、意外と難しい。電流が何Aかはわからないが、結構ブレるのだ。

 カレイナは手に雷の魔力を何個も出してお手玉のようにしている。


 後は指だけに魔力を集中させたり、体に雷を纏う術を教えてもらった。

 魔力を集中させた後、解き放つと威力が上がったりするらしい。

 後は普通は詠唱が必要らしいのだが、俺は無詠唱で自由に雷魔法を使えた。


 ただ、ちょっとずつ金色の魔力に酔ってくるので、それを抑えるために制御する術を教えてもらった。


 外を見ると、ゴブリン五体とオーク二体を肉塊にするアリアとエメリアの姿があった。


 アリアは長剣に緋色の魔力を乗せて、薄く引き伸ばして、刃の威力を上げているのがわかる。エメリアは魔力ではない、白金色の何かを纏って空気を殴り、オークをぼこぼこにしていた。


「エメリアは何を纏って攻撃しているんだ?」

「ありゃあ、闘気だな。しかし、闘気に色がついているのは初めて見たよ」


 闘気とは人が元々持っている生命力を攻撃用に使う、冒険者やマリア教会の教徒が使う技術らしい。

 それを極限まで高めた結果、空気を殴って衝撃波を撃てるようになったとか。

 

 恐ろしいな。この武闘派聖女様は。

 オークは顔をぼこぼこにされて、空中で連撃を食らっている。

 あ、死んだ。


「ユウキ、私の活躍見てくれた?」

「ユウキ様、わたくしの方がオークをぼこぼこにしましたわ!」

「お、おう」


 俺が若干引いていることに全然気づいていない二人は、キャンピングカーと並走しながらきゃぴきゃぴと喋っていた。

 いや、五十キロは出ているぞ?

 なんで普通についてこられているんだ。


「火山のダンジョンが見えたぞ」

「あれか」


 火山の麓に冒険者ギルドの支部とその奥に洞穴が見える。

 俺たちは冒険者ギルドに挨拶をしてから火山のダンジョンに入ることにした。


「今回はユウキさんのレベル上げがメインだからな」

「分かったわ」

「わたくしも暴れたいのですが」

「ユウキのサポートする」


 

 ガルドさんの発言にアリアとエメリアとカレイナが返事をする。

 ちょっと不満そうなのは自分も暴れたいのだろう。


「これはこれは、配信者のユウキ様」

「そんなにかしこまらないでくれ」


 冒険者ギルドの支部長と話すと火山のダンジョンの隠し通路を見つけてほしいと言われた。まあ、俺ができることは何でもやろう。


 ちなみに支部長に不思議なにおいのするお湯について聞いてみると卵が腐った匂いがするらしい。これは硫黄の温泉で確定だな。


「おい、配信者のユウキさんだぞ」

「あの人、この前の配信でキングヒドラを倒したり、盗賊どもを殺しまくってたからな。変なことをするんじゃねえぞ」


 取り巻きの冒険者たちはひそひそ話をしながら酒場で酒を飲んでいた。

 俺の悪評なんかも王都に言ったらあるのかな。


 俺たちは洞窟に向かい、火山のダンジョンに入る前に手続きをする。

「五階層までとなっております。ご武運を」

「おう」


 ギルドの職員と別れて、蝶番の扉を開けて、火山のダンジョンに入る。

 暫くは一本道が続くらしい。

 ちなみに今日は一週間の日曜日に当たる日で、潜っている冒険者たちは殆どいないらしい。


「私が斥候をする」

 狐獣人のシズナさんが敵を見つけてくれる。

 お、いたらしい。


「敵はゴブリン三体」

「わかった」


 俺は金色の魔力を慎重に操作して、ゴブリン三体に指を向ける。

「チェインライトニング」


 俺がイメージしたのは雷が地面に落ちる前に連鎖することだ。

 一筋の雷が三体を一瞬で黒焦げにする。

「ユウキ、魔力込め過ぎ」

「カレイナ、これでも充分手加減したんだがな」


 俺は黒焦げになっているゴブリンから討伐部位の耳をはぎ取る。


「でもこれならこのダンジョンの敵は簡単に倒せそうですわ」

「アリア、確かにそうだが、俺は油断しないぞ」

「それがいいですわ」


 ゴブリンは放置していれば、自然と消えるらしい。

 ダンジョンの七不思議だな。


「次、ゴブリン五体、フォレストウルフ三体」

 シズナはどうやって、魔物を探っているのだろう。

 後で聞いてみよう。


 俺は数が多いので出ようとする、カレイナたちと餓狼の五人を抑える。

「俺がやるよ」


 次は足と手に魔力を集中させる。

 金色の魔力を全身に纏えば、もっと火力が出るのだが確実に盗賊を殺したときのようになってしまう。


「雷足。手には雷切」

 俺はイメージした魔法を軽く口に出すことでイメージを定着させる。


「グギャアア!」

「ワオン!」


 行くぞ。雷足で瞬時に移動して、ゴブリンの五体の後ろに回る。

 速度が速すぎて、ゴブリンもフォレストウルフも反応できていない。


 手刀。雷切。

 足を止めずに手を動かす。


 金色の光が薄暗い洞窟に轟き、ゴブリンの首を一刀ごとにはねていく。

 よし、ゴブリンはもう倒したな。


 フォレストウルフは俺の後ろに回り、飛び掛かってその牙を届かせようとする。

「ユウキ⁉」


 普段は冷静なカレイナの声が響き渡る。

 後ろからの攻撃を身をかがめて避ける。

 あれ、今俺後ろの攻撃を見ずに避けられたな。


 何でだろう。いや、金色の魔力を使っているときは余波でソナーみたいになっているんだ。恐らく、シズナさんが魔物を察知するのはこういうからくりだろう。


 躱したフォレストウルフに雷切で頭を飛ばす。

 そして、他のフォレストウルフにも雷足と雷切で攻撃をして終わりだ。


「ユウキ、何で近接で戦ったのですわ⁉」

「いや、近接戦闘もしておきたくてな」

「もう心配させないでくださいまし」


 アリアはほっぺを膨らませながら駆け寄ってくる。

 そのほっぺを指でつつくと急に近づいてキスをしてくる。


 うん、アリアは可愛いな。

 その後、エメリアとカレイナにも同じことをするとキスをしてくれた。


 異世界配信のコメント欄は今の戦闘について語っていた。


「おいおい、ユウキさん、あんなに早く動けるのかよ」

「雷足と雷切だっけか? 雷みたいに瞬間移動して首を刈ってたぜ」

「ユウキさん、かっこよすぎ!」

「これが地球のコメント欄で言うチート? ってやつか」


 現代地球のコメント欄はユウキ強くなりすぎだろ! とツッコミが入ってたな。


「こりゃあ、Sランクのカレイナより強いんじゃないか?」

「本当だよ。サ〇ケより速いし強いじゃん」

「アニメ調の映像だから本当にアニメみたいに思えるな」


 そこまでほめられると照れるな。

 俺たちはゴブリンの耳とフォレストウルフの前足を切り取り、火山のダンジョンを歩いていく。


 ルルーシュはメイド達が人材不足という事で一旦帰ってもらった。


小説をいつも読んで頂きありがとうございます。面白かった、また読みたいという方は高評価やブックマークをお願いします。作者の励みになります\( 'ω')/


⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎を★★★★★にしてくださると作者が大変喜んで更新頻度が増えるかもしれません。よろしくお願いします。

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