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異世界配信スローライフ ~原価10円のポップコーンでボロ儲け! 現代ガジェットで悪徳商人を論破します~  作者: マロン64


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第六十話 久しぶりの大運動会と火山のダンジョンに向かう

何とか毎日更新を続けられています! 祝60話!

「眠れない……」

 俺は目をつぶろうとすると、自分が快楽で殺した盗賊たちの顔が出てくる。

 どれも痛みや恐怖で顔が引きつった顔だった。

 静かに涙が出てくる。俺は人殺しだ。


 すると部屋のドアがノックされる。

 あえて返事をしないでいると、ドアが開き、ルルとクリスとカゲとルルーシュが入ってきた。


「ユウキの顔色が良くなさそうだったから、わらわがルル達に言ったのじゃ」

「ユウキ、私たち頼りない?」


 カゲが済まなさそうに言って、ルルが悲しそうな顔で俺に言う。

「そんなことはないけど」

「ユウキは一人で抱え込もうとするときがある」


 ルルは俺に近寄り、ベッドに腰かける。

 俺の震えた手と涙を見て、俺の顔を両手で捕まえる。

「ルルは森で出会った時にユウキに救われた」

「私は商業ギルドで追い詰められていた時にユウキに出会って、助けてもらいました」


 ルルとクリスが俺に寄り添ってくれる。

「わらわはユウキの作る料理にとても感謝しておる」

「私はメイドを離れて、こうして旅ができることをとても感謝していますわ」


 カゲとルルーシュも俺の震える体をそっと抱きしめる。

 俺はルル達の温かさを感じて、少しだけ震えが止まる。

「ユウキは優しすぎる。でもそんなところが好きなの」

「そうですわ。盗賊なんて殺して当たり前。でも命を奪ったことに罪悪感を覚えているのですわね」

「わらわたちにもその心根を言うのじゃ。抱き枕にもユウキを支える妻にもなろう」

「ご主人様の笑顔を見たいんですよ。皆」


 そこまで言われて、嗚咽が止まらなくなる。

 俺は皆に自分から、愛を求めた。

 人の温かさを求めて、いつもされるがままだったのが自分から積極的に愛撫をした。

 ルル達は何回も口づけを交わして、愛情を示してくれた。


 ピロートークで自分の事をぽつぽつと語っていた。


「俺は……人殺しなんだ」

「ルルもそう」

「快楽で人を殺したんだ」

「そんなことはない。最初は盗賊を捕まえるために戦っていた」

「だって……笑いながら雷で盗賊を……」

「キングヒドラの魔力に飲まれていたんだよ?」


 

 そうかもしれない。でもあの魔力を使った時に、また同じことになることが怖かった。

 ルルと話しているとクリスも会話に参加してくる。


「ユウキはレベルの割に強力な魔法を使えてしまっていますが、それが良くないのです。ダンジョンに行ってレベル上げをして心身を鍛えるのです」

「うん……ぐすっ」

「またおかしくなったら、私が泣きますわ。今日のユウキは甘えん坊で可愛いですわ」

「フフッ……ぐすっ」


 ちょっと元気になって、ルルの爆乳とクリスの乳首を愛撫していると第二回戦が始まった。今日だけはこうして、女性の母性に浸りたかった。


 夜は更けていく。



 翌日、起きてビルク伯爵の食事処で朝ご飯を食べる。

「昨日はよく眠れたかね?」

「その……眠れたわけではありませんが」

「フフフ、良いのだよ」


 ビルク伯爵は大人びた顔でこちらを見ていた。

 全部お見通しって感じかな?


 そこから火山のダンジョンの話になる。

「出てくるのは、火を纏った魔物が多いぞ」

「それは、難易度が高いのでは?」

「ふむ、それが火山のデカさと反比例して攻略難易度が低いのだ」


 それは、ちょっとおかしいな。

 普通のダンジョンは広さと比例して、難易度も高くなる。

 ちょっと俺のレベルを確認するか。


 ◇ユウキ・シタラ

 ◇性別 男

 ◇種族 人間

 ◇年齢 25

 ◇職業 配信者

 ◇レベル30


 ◇体力D

 ◇魔力C


 ◇固有スキル【配信】

 ◇一般スキル

 ◇アイテムボックスレベル三

 ◇生活魔法セット

 ◇翻訳機能(文字解読)

 ◇簡易クラフトレベル二

 ◇転移魔法レベル一

 ◇雷魔法レベル三


 ◇二つ名

 ◇配信者

 ◇ソロキャンパ―

 ◇ドラゴンスレイヤー

 ◇女たらし



 ふむ。大分昔に見た以来だが、レベルは三十まで上がっていた。

 恐らくキングヒドラを倒したおかげだろう。

 結構ステータス高いけど難易度低いんじゃ、レベルは上がらないんじゃないかな?


 それをビルク伯爵に話すと、ダンジョンを攻略するメリットを教えられる。

「ダンジョンを最下層まで攻略すると、スキルがランダムに得られるのだ。それとレベルも多少上がるので、今回の火山のダンジョンはレベル上げに向いているのだ」


 なるほどな。

 まあそれ以外に名産品を作る依頼もあるけどこれは大体目星はついている。

 先に火山のダンジョンをクリアすることにした。


「それでは出発します」

「うむ。気をつけてな」


 領主の城の跳ね橋を渡り、馬車で街の外に向かって、そこでビルク伯爵と別れる。

 その後、ルルとカゲとクリスは転移魔法で神聖の森に送り届けて、アリアとエメリアとカレイナを連れてくる。

 

 三人とも盗賊との戦闘を見ていたからか、俺の体をべたべたと触り、心配そうにしていた。


「大丈夫だ。昨日、ルル達が癒してくれた」

「むう。なんで私たちも呼ばなかったの?」

「ユウキは他人行儀ですわ」

「ユウキ様、荒事は私たちが引き受けますから……どうかご無理をなさらず」


 カレイナとアリアには詰められて、エメリアには抱きしめられた。

 三人とも相変わらずだが、これが懐かしい。


 さあ、火山のダンジョンに向かおう。



小説をいつも読んで頂きありがとうございます。面白かった、また読みたいという方は高評価やブックマークをお願いします。作者の励みになります\( 'ω')/


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