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異世界配信スローライフ ~原価10円のポップコーンでボロ儲け! 現代ガジェットで悪徳商人を論破します~  作者: マロン64


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第三話 ケモ耳美少女とユウキ

初日の更新はここまでです!ブクマを付けてもらえると嬉しいです!

 ケモ耳美少女は眠そうに目を擦った後、俺の方を見てう~と唸る。

「あなた、だれ。敵?」

「落ち着け、俺は敵じゃない。敵だったら助けないだろ」


 ケモ耳美少女は少し考えて、威嚇するのをやめる。


 名無しの芸人:この子マジでかわいいな。検索しても出てこないけど。

 スニッカ―:初見です。この子可愛いですね。家で飼ってもいいですか?


 あげねえよ!

 てか、この子地味に圧力があって怖いんだよな。


 グ~!

 ケモミミ美少女のお腹が鳴った。


「ほら、スキレットでベーコン焼くから一緒に食べよう」

「ベーコン?」


 このベーコンは俺がソロキャンプ用に買った分厚い一枚だ。

 五枚くらいまとめて買ったから余裕はある。


 ケモミミ美少女は焼いている匂いを嗅いで更にお腹を鳴らす。

「……」


 目の前の焚火台でスキレットでベーコンが焼かれている。

 じゅううううと、音を立てて両面をカリッと焼く。

 焚火台の火にうまく近づけたり遠ざけたりしながら焼く。


 スキレットとは厚手の鋳鉄製で蓄熱性・保湿性に優れたフライパンの一種だ。

 シーズニングという油で慣らし焼きをしてから焼くと良いぞ。


 俺はケモミミ美少女の前に皿を出して、一枚渡してやる。

 フォークを渡すと待てをされた犬のように震えた目で見てくる。



「食べていいよ?」

「……おいじい」


 ケモ耳美少女は涙を流して、ベーコンを食べている。

 確かに現代日本の技術で作ったベーコンはマジで美味いと思う。

 残念なのはこれから自分で作らなきゃダメなところだな。


 マリア:美少女が泣いてる所を見てご飯を食べるのはうまいです!

 名無しの芸人:変態だ! 変態がいるぞ。

 スニッカ―:え? マジでケモ耳がリアルすぎる。尊い、尊いぞ!


 コメント欄はお祭り騒ぎだ。マリア様のコメントが変態すぎる。

 本当に神様なのか心配だ。スニッカ―さんもマリア様の同志か?


 ケモ耳美少女は嗚咽を流しながら、ベーコンを食べている。

 何だ? そんなに、このベーコン気に入ったのか?


「ルル……」

「何だ?」

「私の名前」


 そうか、ルルか。改めてルルの姿を見ると、身長は俺より十センチくらい低い160センチで、鎧の上からもわかるくらい豊かな胸だ。体毛は黒毛で猫耳のような耳が動いている。


 顔は小顔で猫目が可愛らしい。

 というかめっちゃ可愛いな。


「……可愛い」

「……」


 俺の一言にルルは意外そうな顔をして、何故か目をそらす。

 だが口いっぱいに頬張ってる姿はリスみたいだ。


「困ったことに、肉が無くなるんだよなあ」

「⁉ 何で?」

「これはもう枚数がないんだ」

「私が肉を狩ってきてあげる。だからこれ毎日作って」


 お、おう。何か俺、ヒモ男みたいじゃない?


 名無しの芸人:ユウキ、完全にヒモ男で草。

 スニッカ―:ルルちゃんは私が養ってあげるのに!

 マリア:あら? これが恋?


 コメント欄めっちゃカオスじゃないか!

 さっきから虚空をちらちら見ていたからか、ルルが不思議そうな顔をする。

「? 何見てる」

「あ、ああ、何でもないよ」


 あれ? ルルの雰囲気が変わった。

「……嘘つくの?」

「い、いやこれはだなあ」


「貴方の名前、教えて」

「ユウキだよ」

「暫く一緒に居てもいい?」


 名無しの芸人:こんなかわいいルルちゃんと一緒に住むだと⁉

 スニッカ―:キーッ、悔しい!

 マリア:私もそっちに行こうかしら。


 え? マリアさんがこっちに来たらカオスになっちゃうよ?

 芸人さんとスニッカ―はちょっともちつけ。


 それにしても、どうやらルルに気に入られたらしい。

 俺がもう一つの組み立て椅子を出してやると焚火台に近づいて、火に当たり始める。

 ちょっと俺の匂いを嗅いで不思議そうな顔をする。


 何だよ、そんな臭いもん食べてないぞ?

「じゃあお湯を温めて、インスタントラーメンとインスタントコーヒーでも作ろうかな?」

「なにそれ」


 ルルの方を見ると猫耳尻尾を俺の方に寄せては下げ、寄せては下げを繰り返している。

 興味があるってことかな?


「俺の生まれた国の簡単な料理かな。今からお湯を沸かすよ」

「わくわく」


 よし、次はインスタントラーメンとインスタントコーヒ―だ!



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