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NO、2-6

うへへへ

***


「あわわわ!!」


としているうちにどんどん視界はどんどんズレテいく。


と言うよりは空間が割れている?


ぽこぽことこれまた可愛い音を立てながら、寧ろなぜそんな効果音が聞こえてくるのが不思議に思えるほど空間は荒々しくひび割れる


「――なぎ――神――か―――神薙!!」


ふと、顔を少し上げた瞬間、にゅうとハウの顔が出てきた。これ、夜中にやられたら・・・弱い人は失神できるな。若干ホラーだ


「こっち来い!!」


有無を言わさずににゅうと腕を伸ばして俺を引っ張った、と言うよりはブン投げられた



ガン!!


「いってー」


俺は床に頭をゴッツンこした


痛みが這う後頭部を抑えながら少しばかりキッっとした目でにらんでやる


「あ、悪い悪い・・・ちょっと時間が、ね、足りないから」


そうですか、と何故かおれは納得する。こいつには何故か振り回されてもいいような気になる…どうして?・・・はっ!もしかして俺は受なのか?受けなのかーー!?・・・最近面倒事から逃れられてないような気がする・・・それはハウと会う一週間前の話だ。



「あー退屈」

俺はぶつぶつ言いながら、いつもの馬鹿二人とざきとさなと肩を並べて学校に登校する。朝の無駄なHRを外崎と話をしながら終わらせ授業に出た。優夜に頼みごとをされた何時もならここで断ることをする俺だが(頼み事は別であり、放課後のことはよく聞いてやる)あぁ、いいよ。の二つ返事で返事を返していた。しかもいたって普通に…どうしたんだろう。俺はこんなM犬だったのか?…―――考えるのはもう止そう。


…俺はM犬…M犬…何この自己暗示…。


…それからもなぜかしら頼みごとを断れない日々が続き、今に至る。



それはさておき、とにかく急いで着換えろと、またブン投げられた…いてぇよ。



『――ハウンド・デュエット、早くしてください』


「急かすな、うっせーな!!!」


ジャキ、ガガガガガと、とても片手で撃ったとは思えない程の連射で、大層豪華にできた、モニターを、ごみくずに変えた…。


「おい、さっさと来い」


「もう着替えた」


なぜかしら俺は着替えが済んでいた。…なんで?、もうコイツ(ハウ)自体があり得ないから、驚くことは止めた

頭痛い、気持ち悪い死にたい

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