2/14
転生少女の日課 サバイバル編
エレンの日課は決まっている。
朝日が昇る前に目を覚まし近くの池で水を浴びる。
複に着替えると干し肉を噛みちぎり罠の確認と補強。
独奏の経過記録、魔術詠唱簡略化に関する研究、昼食用の狩り。
ここで早くも昼が過ぎる。
昼食を終えると狩りを再開し、解体作業に入る。
干し肉の素材で午後の大半は削られる。
昼と夜の温度差が高い森では防寒着は必須なため兎の毛皮は特に重要だ。
日が暮れると魔術の修練をする。
一見戦闘に役立たない魔術でも応用を課せれば殺傷力の高いものとなる。
また魔力を限界まで枯渇しない限り魔力量が増えないため魔力を多く使わなければならない。
深夜と呼べる時間帯には自分のテリトリーに戻る。
深夜に活発化する獣専用の匂い薬を周辺に巻いているお陰で夜の安眠は少なくとも保証されている。
…もちろん意識は覚醒しているが。
このようにエレンの一日は作業的に過ぎていった。




