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【幼少期編・6歳】前世の記憶

父が出て行くのを見届けて鏡の前に立つ。

「やっぱり・・

 私、ティアナ=クロウドになってる」


黒目黒髪の少年を見て私は前世の記憶を思い出した。




私は前世、黒目黒髪の日本人だった。


名前はもう思い出せないけど

独身で職場を往復するだけの

毎日変わらない日々を送っていた記憶はある。


仕事の日以外は家でお菓子を食べながら

漫画や携帯小説を読み一日中ベッドの上で

ごろごろ過ごすのが日課だった。


友達の結婚ラッシュに人恋しくなり

ある日、始めたのが乙女ゲーム。


寂しい心を埋めるように

ときめきを求めて始めたゲーム

『アリスと光の魔法学園』。


よくあるパターンゲームのひとつで、

平民の女の子がある日希少な光魔法に目覚め

学園で出会う攻略対象者達と魔力を高めながら

王女になったり聖女になったりするラブコメゲーム。


私は浅く広く楽しむタイプだったから

いろんなジャンルの携帯アプリゲームを

ダウンロードして楽しんだ。


有料ゲームをプレイしたり課金したことはなく

『アリスと光の魔法学園』も

無料範囲内で楽しめる

第一王子攻略基本ルートを攻略しただけで終わった。


課金すれば甘々イベントが発生し

溺愛モードでプレイできたり、

ゲームの選択肢が増えて

他の人も攻略できるようになったり、

魅力や魔力のポイントを上げると

隠しルートが解放されたりと、

度々ポップアップメニューで広告が表示されたが

お金を払うほどの興味はなかった。


幸いだったのは

『アリスと光の魔法学園』は大人気で

ネタバレサイトやクチコミサイトが多数存在したこと。


第一王子の基本ルートでは、

当て馬役に婚約者である"悪役令嬢"が登場する。



それが私、

ティアナ=クロウドだった。


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