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テーマ詩集:雲

CLOUDY SKY

作者: 歌川 詩季

 歌詞用に描きました。

 けっこう加筆しましたけど。

 なんて綺麗な青空だ

 あんなにも澄みわたってさ

 雲ひとつないまぶしささえも

 今のぼくの目には少し痛い


 逃げこんだ街路樹と わかちあうようにやわらげた

 目を細めて仰ぎ見る ふと思うよ

 遠く離れたきみのことも

 あの太陽は優しくあたためてくれてるかな


 数えきれないこの惑星(ほし)生命(いのち)

 照らし続ける太陽の光を

 さえぎる曇り空 好きになれないよ

 だけど ぼくの心は今日もCLOUDY SKY



 なんて綺麗な星空だ

 あんなにもまたたいてさ

 果てなく深い闇夜に咲いた

 小さく強い輝きが灯る


 とけこんだ群衆に まぎれこみながら迷ってた

 目をこらせどさがせない ぼくだけれど

 遠く離れた星々だって

 星座を描けばほらね 物語がはじまるよ


 幾億年もの歳月をかけて

 やっとたどり着いた星々の光を

 さえぎる曇り空 好きになれないよ

 だけど ぼくの心に広がるCLOUDY SKY



 どうか 光 奪わないでくれCLOUDY SKY

 こうやって加筆して。過去の作品がうまれかわるのは、面白いものですね。

「改良」であって、「改悪」にならないように。気合い入れてやってます(笑)

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制作:冬野ほたる先生
― 新着の感想 ―
[一言] ①の対応の延長で、 ③に近いことをすることがあります。 たとえば、 元は自由詩だったものを 試しにソネット形式に変えてみたり。 ソネット形式にする際に 表現の縛りに合わせて書き換えてるう…
[一言] 過去の作品に加筆して 生まれ変わっていく感覚、分かります。 時には「全く別物やん」ってなることも。 その場合は、それはそれ、派生作品として もう一種類作れるからお得、と思ったりします。 …
感想一覧
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