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プロローグ
突発性書きたい症候群
続くといいな
ぐわらば
ぼやけた視界が安定して、最初に目に入ったのはトカゲだった。
なんでや。
しかもデカイ。
目が捕食者。首もゴツい。
俺はエサとして捧げられたのか!?
なんかこのトカゲ喋ってない?
人間とは違って唇の動きでは分からん。喉の奥で回してる感じ?
時折口の端を動かすのが威嚇みたいでアラ素敵。
だるぇかぁぁぁぁ!!
たぁすぅけぇてぇぇぇぇ!!
と、俺はギャースと泣いた。
記憶はおぼろげ。
飲み会の後、タクシーに乗ったとこまでは覚えている。
何故こうなったのか。戻ることはできないのか。ここは何処なのか。
疑問は尽きない。
心残りは沢山ある。仕事も良かったし貯金もあった。親は片方はまだ生きていたし、彼女との生来設計も有った。
四十に後三年。十分に生きたとは言えない。
でも、新しい生を受けたのなら、それは最大限堪能したい。
でもなぁ、
トカゲ人間は無いだろ。
「グゲ」
「¢£#&*#℃」
人間になりターイ。